Ray レイ

劇場公開日:

解説

本作の完成直前に惜しくも他界した盲目の天才ミュージシャン、レイ・チャールズの生涯を映画化。音楽界のジャンル概念と制度を打ち破ろうとする彼の情熱と苦闘を描く。監督は「愛と青春の旅だち」「ホワイト・ナイツ/白夜」のテイラー・ハックフォード。身振りもそっくりにレイ・チャールズを演じ、オスカー主演男優賞候補と噂されているのは、「コラテラル」でトム・クルーズと共演して注目を集めたジェイミー・フォックス。

2004年製作/152分/アメリカ
原題:Ray
配給:UIP
劇場公開日:2005年1月29日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第77回 アカデミー賞(2005年)

受賞

主演男優賞 ジェイミー・フォックス
音響録音賞  

ノミネート

作品賞  
監督賞 テイラー・ハックフォード
編集賞 ポール・ハーシュ
衣装デザイン賞 シャレン・デイビス

第62回 ゴールデングローブ賞(2005年)

受賞

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジェイミー・フォックス

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
詳細情報を表示

特集

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1

写真:Jerry Watson/Camera Press/AFLO

映画レビュー

4.0レイ・チャールズの伝記映画

2023年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

天才ミュージシャン、レイ・チャールズの伝記映画で、ヒット曲は網羅されているが、麻薬のシーンが異様に迫力がある。
弟を不慮の事故で失ったレイ(ジェイミー・フォックス)は歌手を目指して都会に出る。
巡業でおぼえた麻薬がその後、影を落とす。
クインシー・ジョーンズとの交友が微笑ましい。
黒人で盲目の歌手が、その才能を認められて世界に躍り出る様は痛快だが、女と麻薬がつきまとう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

4.0わかり易い伝記

2022年7月15日
PCから投稿

大スターの表と裏と少年時代がうまく交じり合ってドラマ仕立てが非常によいです。
「ジョージアって、この人のだったんだ」」って程度の知識しかない平均的な日本人でさえ、なかなか楽しめる作品なので、アメリカ人は大泣きでしょうね。
この人結構自分勝手だから嫌い、って人も多いでしょうが、それは人間の評価であって映画の評価ではありません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
越後屋

5.0乗り移った??てくらい似てる

2021年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 鑑賞中、ジェイミー・フォックスが演じていることなどスッカリ忘れてしまっていた。途中で彼が演じているんだと気づいた時には、あまりにそっくりなので背筋がぞくぞくしたほどだった。

 レイ・チャールズ音楽との出会いは“What'd I Aay”からだった。それも本人のオリジナルではなく、吉田拓郎のカバーしたライブ・レコードから・・・。自分で初めて耳コピーしてギターで弾いたのもこの曲だったけど、当時はスティーヴィー・ワンダーなら知っているけどレイは知らなかった。むしろポップな曲を愛聴し、演奏するのはハードロックという青春時代にレイを見直す機会がやってきたのは映画『ブルース・ブラザース』だった。R&Bを好きになるきっかけもこの映画だったし、彼の独特のスタイルを知ったのもこの映画だった。次にレイ・チャールズに触れたのは1985年の「USA for Africa」による“We Are The World”で、この曲はコピーもして内輪のコンサートでレイのパートを歌わせてもらったという経験もある。

 そう言えば、他のミュージシャンが数多くカバーしているため“Georgia On My Mind”が彼の曲だと知ったのもかなり後になってからなのだが、同時代的にレイの音楽を聴いてきたのではないことが残念でしかたがない。もし知っていたなら、映画にも登場する’79年の出来事に感動できたんだろうなぁ。

 映画を見終わったとき、時間が152分もあったことに驚いた。長いとは思っていたが、知っている曲が流れると時間が経つのを忘れさせてくれます。曲に飽いたらジェイミーの演技を注視するなど、見所がいっぱいあったからだ。妻の目を通して麻薬を中々断ち切れない苛立たしさも伝わってくるし、複数の愛人とツアーのため家庭に戻らないことへのもどかしさまでもが伝わってくる。そして、随所に散りばめられた幼少時代のトラウマと戦うレイの心が暗闇の中で響いてきた。音楽が好きならば、どっぷりとレイの歌に浸り、ジェイミー・フォックスの演技に惚れこんでしまう、至福の時間を過ごせるはずだ。

 映画の余韻が未だ残ってはいるが、彼の恋愛、苦悩、そして人生のエッセンスが詰まっている音楽をしみじみと味わってみたくなった・・・訳詞付きで・・・

【2005年1月映画館にて】

コメントする (0件)
共感した! 2件)
kossy

4.0ジェイミー・フォックスの演技は圧巻

2021年1月3日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
UNEmi
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る