ポセイドン : 新作映画評論

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ポセイドン

劇場公開日 2007年6月3日
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ポセイドン 6月3日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

リアルタイムでパニック状態を描く

画像(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc.

出世作「U・ボート」で潜水艦、「パーフェクト・ストーム」で漁船と、壮絶な海難スペクタクルを描いてきた監督が、パニック映画の古典「ポセイドン・アドベンチャー」(72)のリメイクに起用されたのは納得の人選。

オリジナル作品は、アカデミー賞特殊効果賞受賞の迫力映像に加え、オールスター・キャストによる人間ドラマが、感動を盛り上げ、一夜明けたラストシーンは、ほっとするカタルシスを与えてくれたものだった。

今回のリメイク版の上映時間は正味90分ほどで、ニュー・イヤーズ・イブのカウントダウンで賑わう豪華客船ポセイドン号は、最新鋭にもかかわらず、高波の不意打ちをくらってすぐに転覆、火災や浸水が重なり、船内は阿鼻叫喚の地獄絵図へと一転する。それから、わずかな人々による脱出サバイバルが始まる。

ともかく、R指定でもおかしくない惨劇のスペクタクルに圧倒されっぱなしだが、なぜかエモーションがついていけない。その理由は、来日した監督の記者会見で氷解。この映画は、監督いうところのスーパー・リアリズム。TVの「24」と同じく、リアルタイムでパニック状態を描くのに主眼があり、9・11以降を反映させたパニック映画だったのだ。

高橋良平

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ABOUT THE MOVIE

  • ポセイドン 画像1
  • ポセイドン
  • 登場人物はオリジナル作とは別物で、消防隊員経験のある元NY市長をカート・ラッセル、その娘を「オペラ座の怪人」のエミー・ロッサム、元海兵隊員のギャンブラーを「ステルス」のジョシュ・ルーカス、ゲイの建築家をリチャード・ドレイファスが演じる。ただしオリジナル同様に少年は登場し、「ファイヤー・ウォール」でハリソン・フォードの息子を演じたジミー・ベネットが扮する。
  • 原題:
    Poseidon
    監督:
    ウォルフガング・ペーターゼン
    脚本:
    マーク・プロトスビッチ
    撮影:
    ジョン・シール
    音楽:
    クラウス・バデルト
    出演:
    カート・ラッセルジョシュ・ルーカスリチャード・ドレイファスエミー・ロッサム、フレディ・ロドリゲス
    製作国:
    2006年アメリカ映画
    上映時間:
    1時間38分
    配給:
    ワーナー・ブラザース映画
  • 6月3日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc.

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