劇場公開日 2006年2月4日

「スピルバーグならでは」ミュンヘン クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0スピルバーグならでは

2018年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

スピルバーグって確かユダヤ人だよね❓だから出来た作品でもあるよね。ラストカットのあの背景とかも、撮影当時にはもう無かったのだから言葉以上に雄弁だし。

かといってイスラエル万歳な感じでもなく、祖国を守ることに誇りを感じていたアブナーが、最終的にはイスラエルの事を「何でもする国」とまで言わせてしまう。

結局、報復は何も生まなくて、生むのは憎しみの連鎖でしかない、そう原作者も、スピルバーグも言いたかったのかな。

クリストフ