マジェスティック : 新作映画評論

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マジェスティック マジェスティック 6月22日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

マジェスティック

6月22日より、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

ダラボンなだけに、ダラダラ長いなんて駄洒落もあるが…

画像(C) 2001 Warner Bros. All Rights Reserved.

名前がフランク・ダラボンだけあって彼の映画はダラダラ長い。ナンテ駄洒落を言う友だちがいるが、確かに長いね。前作「グリーンマイル」が3時間、今度の「マジェスティック」も2時間33分だ。でも、ダラダラ長いってのはちょいと違うと思う。ダラボンはキャラクターの感情の機微を丁寧に描くから必然的に映画が長くなるのだが、それこそが、観客をストーリーに引きずり込む彼のテクニックなのだ。文句を言いながら、結構泣かされた人も多いはずよ。

この映画で言えば記憶喪失になったジム・キャリーを助ける町の人々の真意がポイントだ。彼が戦争で行方不明になっていた映画館の息子と瓜二つだから、奇跡の生還と受け入れられるのだが、皆が皆そう信じたわけではない。この町はたくさんの戦死者を出して、その悲しみ、心の傷があまりに深かったから、そこから立ち直るには、奇跡の生還という希望が必要だったのだ。その切なさがドラマの土台を支えているのがいいと、私は思う。フランク・キャプラの受け売りだという批判もあるが、受け売りだってここまでやれば上出来じゃない。善意や優しさがストレート過ぎて、気恥ずかしくてついていけないってのは、分かる気もするけど。

(森山京子)

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ABOUT THE MOVIE

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  • マジェスティック
  • 51年、赤狩りの気配が忍び寄るハリウッド。新進脚本家ピーターは交通事故で記憶を失い、小さな町にたどり着く。彼を見て戦争から帰った息子だと思いこんだ老人は、彼とともに、休館中の老朽化した映画館マジェスティックを再建しようとする。 監督は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボン。主演はシリアス作の続くジム・キャリー。老映画館主役でマーティン・ランドーが共演。
  • 原題:
    The Majestic
    監督・製作:
    フランク・ダラボン
    脚本:
    マイケル・スローン
    出演:
    ジム・キャリー、マーティン・ランドー、ローリー・ホールデン
    製作国:
    2001年アメリカ映画
    上映時間:
    2時間33分
    配給:
    ワーナー・ブラザース映画
  • 6月22日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

(c) 2001 Warner Bros. All Rights Reserved.

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