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映画

ツイン・ピークス

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デヴィッド・リンチ作品が好きなのですが、ツイン・ピークスをまだ見ていません。長いので見ようか見るまいか迷っています。そこで、デヴィッド・リンチ好きの皆さんにお聞きします。ツイン・ピークスの「面白度」は以下の作品に例えるとどれぐらいのレベルですか?イレイザーヘッド砂の惑星ブルーベルベットワイルド・アット・ハート ロスト・ハイウェイマルホランド・ドライブインランド・エンパイア※砂の惑星レベルであれば見ないでおこうと思っています^^

質問日時: 2009/05/29 17:14:07

解決日時: 2009/06/06 16:19:21



テレビシリーズの方のお話ですよね?だとしたら、質問者さんが挙げておられる劇場用作品と同じ方向性での「面白度」を期待すると、ちょっと裏切られるんじゃないかと思います。テレビシリーズの「ツイン・ピークス」は、それまで難解で摩訶不思議な作品を撮り続けて来たデヴィッド・リンチが、予想外にファンキーな一面を見せてくれた作品で、それまでのファンから見ると、かなり意表を突いた内容でした。もちろんリンチが撮る以上は、そんじょそこらのありきたりなテレビドラマにはなりっこないのですが、一般視聴者を意識したわかりやすさの中に、ほどほどのカルト感を盛り込んだ内容、とでも言えば良いでしょうか。時期的にかぶっていることもあって、挙げられている作品の中で最もノリが近いのは「ワイルド・アット・ハート」ではないかと思います。たぶん「ツイン・ピークス」で初めてリンチを知った人にとっては、それまでのテレビドラマにはない独特の雰囲気が新鮮であったと思いますし、過去の作品を知っていて「ツイン・ピークス」を見た人から見ると、コテコテの難解作品で知られるリンチがテレビを舞台に遊び倒している悪ノリぶりが楽しい、どちらにとっても新鮮であったからこそあそこまでブームを巻き起こすことが出来たんでしょうね。リンチ本人も耳の遠いFBI捜査官の役で登場しますが、この上官のキレっぷりにはお腹を抱えて笑わせてもらいました。個人的には、「ツイン・ピークス」は極上のコメディドラマだと思っていますが、このズレた笑いのツボに反応できるのはやっぱり旧来からのリンチ・ファンではないかと思いますし、質問者さんがリンチのファンで、この人の悪ノリにとことんつきあってやろう、という意気込みがおありでしたら、チャレンジしてみて損はないと思います。シュールでマニアックな作品ばっかり撮っているけど、本当は冗談の通じるファンキーなおじさんなんだろうなあ、って思わせてくれる作品ですよ。キューブリックなんかもそうですけど、小難しい作品に批評家たちがもっともらしい講釈をつけるのを、内心面白がっているんじゃないのかな、とこの作品を見てわたしは思いました。余談ですが脚本として参加しているスコット・フロストの小説「ツイン・ピークス クーパーは語る」もあわせて読むとめちゃくちゃ楽しいですよ。わたしは電車の中で読んでいて笑いすぎて本を落としそうになりました。劇場用長編の「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」はシリーズを踏破してからの方が2倍楽しめます。こちらはわりとシリアスですが、番外編として楽しめる趣向になっています。

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