インファナル・アフェア : 新作映画評論

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映画

インファナル・アフェア

劇場公開日 2002年10月11日
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インファナル・アフェア 10月11日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にてロードショー

ギリギリの無限地獄に血が騒ぐ

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“男の血”が騒ぐ映画だ。何たって、アンディ・ラウ&トニー・レオン――石原裕次郎&小林旭級の――夢の共演なのだから。片方(ラウ)は裏社会出身で警察へ潜入し、片方(レオン)は逆に警察から裏社会へ潜入する。見つかれば即、死。原題の「無間道」が示す、神経衰弱ギリギリの2人の無限地獄な境遇がやるせない。過剰な表現ではなく、ジョニー・デップ主演「フェイク」の2倍切なく哀しいノワールだ!

すべての仕掛け――携帯電話や携帯メール、モールス信号、ギプス、マイクロカセット、マニラ紙の封筒(「棒」の字が書かれた)など――が、男たちの物語を火ぶくれができそうなほど熱くする。息も絶え絶えになるほど感情を揺さぶる! 完璧にノワールなのだ。

脇役も最高で、すべて登場人物がいとおしくなる。とくに金髪のマフィアの顔役、エリック・ツァン(「ラブソング」)は笑みのなかに狂気を秘める、身も凍る絶妙の芝居。

香港ではすでに続編「2」&「3」の製作が進行中。また、すでにワーナーが映画化権獲得。片方はブラッド・ピットに決定済み。とすると相手はデップか? ノートンか? リーブスか? アンディ・ラウとトニー・レオンの共演ほどハマらないだろうけど……。

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