ヘルボーイ : ロン・パールマン インタビュー

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ヘルボーイ

劇場公開日 2004年10月1日
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ヘルボーイ

「ミミック」「ブレイド2」のギレルモ・デル・トロ監督が、7年をかけてハリウッドのメジャースタジオを説得し、執念の結果、主演にロン・パールマンを配して製作した「ヘルボーイ」。その主演ロン・パールマンにデル・トロ監督、そして作品について聞いてみた。(聞き手:編集部)

ロン・パールマン インタビュー
「このキャラクターを自分が演じるなんて思ってもみなかった」

ロン・パールマンロン・パールマン

――ギレルモ・デル・トロ監督もあなたも、この「ヘルボーイ」役にはロン・パールマンしかいないと思っていたようですが、どのような点でそういう風に思っていたのでしょうか?

「デル・トロ監督は私がヘルボーイをやるのだと強く確信していたようですが、私はそうではなかった。というのは“映画の成功を左右するような、中心的な役割を自分が担う”というようなことを自分が夢見るべきではないという風に考えていたからね。要するに自分をいわゆる映画スターであると思ったことはなかったんだよ。

だけど、デル・トロ監督は知的で、こちらが想像する以上の素晴らしいアイデアを持っていた。その彼が『この役はロンしかいない』と言ってくれたのだから、私がそれに反対する理由はなかったしね。私はヘルボーイのキャラクターは以前から大変好きだったけど、こういう風にデル・トロ監督が望んだ形で、このキャラクターを演じることになるとは思ってもみなかったよ」

――スターになった気分はどうですか?

「私は別にスーパースターではない。4月に『ヘルボーイ』がアメリカで公開されてからも、別に特別なオファーがあったわけでもないしね。だから私の生活は変わったわけではないよ。でも、成功したというのは気持ちいいね。特に監督の私に対する評価が正しかったということが、認められたわけだからね。7年にわたってスタジオ相手に『私を雇え』と勝ち目の薄い戦いをして、その戦いに勝ち、映画が作られ、公開され、ボックスオフィスでナンバーワンになって、DVDでも1位になった。私の中では具体的に何かが変わったというわけではないけれど、心の中で非常に大きな達成感、なにか心が非常に大きくなったように感じたね。別にお金持ちになったわけではなく、私はまだ貧しいのだけど(笑)、それとは別の、心の奥底から湧き出る達成感があるよ」

普段はだらしないが、やるときはやるヘルボーイ普段はだらしないが、やるときはやるヘルボーイ

――キャスティングに関してなのですが、ルックスだけで決められた配役ではないと思うのですが? ルックスの他にキャスティングされた理由は何なのでしょう?

「このヘルボーイというヤツを良く見てみると、まず躾が全然なってない。自分に甘く、タバコ、ジャンク・フード、ビールばかり口にして、いなければいけないときに出て行ってしまうという感じの14歳くらいの男の子なんだね。この14歳のガキのような行動パターンとメンタリティーを、監督が私の性格の中に見出したんだろう。確かに私は非常に自分に甘いし、何ごとも深刻に考えるよりは、笑って楽しく過したいという考えで、どんな状況においても自分を楽しませたいと思っている。もちろん、いくつかのことには真剣に取り組むよ。だけど、それほど深刻には取り組まない。このヘルボーイも典型的な正義のために戦うスーパーヒーローとは全く違って、仕事に行くのも嫌々で、真剣に働こうとしない、とても人間的というか、だらしないヒーローなんだよ」

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