ファム・ファタール : 新作映画評論

現在の掲載作品数23649

映画

ファム・ファタール

劇場公開日 2002年8月23日
RATE
NO RATE
ファム・ファタールのレビューを書く
見たい度
NO RATE
見たい度を投票
クリップ数
ファム・ファタールをクリップ
  • ファム・ファタールの作品情報
  • ファム・ファタールの注目特集
  • ファム・ファタールの映画評論
  • ファム・ファタールの予告動画
  • ファム・ファタールのフォトギャラリー
  • ファム・ファタールのDVD
  • ファム・ファタールの映画レビュー
  • ファム・ファタールのグッズ
  • ファム・ファタールの知恵袋
  • ファム・ファタールのつぶやき

ファム・ファタール 8月23日よりみゆき座ほか東宝洋画系にてロードショー

ファム・ファタール

8月23日より、みゆき座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

2度見てこそ真価を発揮する大胆不敵なノワール

画像

あれ?デ・パルマにしてはおとなしくないか。確かに、いかにも彼風の悪女ものだし、そっくりの女も登場し、偶然撮った写真が人生を狂わす等デ・パルマ的ではある。しかし、得意の長回しもなく、スプリットスクリーンも写真のコラージュが代弁しているくらい。めくるめく、という表現がふさわしいデ・パルマ・タッチは影をひそめている。

ところが、最後を迎えて映画は思わぬ方向へと向かい、彼の意図したことがやっと見えてきた。いや、ちがう、本当に見えてきたのは2度目から。デ・パルマは2度見てからこそ真価を発揮する、大胆不敵なノワール・ムービーを作ってしまったのだ。

だから、もしこの映画を楽しみたいのなら2度見ることをお勧めする。いたるところに伏線がはられ、いたるところにヒントがちりばめられているから。このパズルが自分のなかで完成するのは2度目以降なのだ。そして、そのパズルが完成したとき、こう思う。そうか、今度のデ・パルマは映画全部にトリックを仕掛けたんだ、と。

今回のトリックは映画だからこそ出来るもの。小説や舞台では絶対に不可能だ。映画を愛し、映画を知り尽くした、やはりデ・パルマらしい作品だったのだ。

(渡辺麻紀)

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

  • ファム・ファタール 画像 [拡大画像]
  • ファム・ファタール
  • 「殺しのドレス」「ボディ・ダブル」などサスペンス映画にも名作を残すブライアン・デ・パルマ監督が、フィルム・ノワールの必須要素、ファム・ファタール=宿命の女をタイトルに冠して描く。主演はモデル出身、「X-メン」シリーズのミスティーク役でも魅惑的な肢体を披露するレベッカ・ローミン=ステイモス。彼女に翻弄されるカメラマン役はアントニオ・バンデラス。撮影は「プロバンスの恋」他でセザール賞受賞のティエリー・アルボガスト。
  • 原題:
    Femme Fatale
    監督・脚本:
    ブライアン・デ・パルマ
    音楽:
    坂本龍一
    出演:
    レベッカ・ローミン=ステイモス、アントニオ・バンデラスピーター・コヨーテ
    製作国:
    2002年アメリカ映画
    上映時間:
    1時間55分
    配給:
    日本ヘラルド映画
  • 8月23日よりみゆき座ほか東宝洋画系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

- PR -

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...