ドリームガールズ : ビル・コンドン監督インタビュー

現在の掲載作品数22844

映画トップ > 映画データ > ドリームガールズ > 注目映画特集

ドリームガールズ

劇場公開日 2007年2月17日
RATE
RATE A-
ドリームガールズのレビューを書く
見たい度
NO RATE
見たい度を投票
クリップ数
ドリームガールズをクリップ

ドリームガールズ

80年代に大ヒットを記録したブロードウェイミュージカルを豪華スターで映画化した「ドリームガールズ」。本年度アカデミー賞最多の6部門8ノミネートのほか、ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞するなど高い評価を得ている本作を手がけたビル・コンドン監督と、野心家のマネージャーを演じたオスカー俳優ジェイミー・フォックス、そして“ドリームガールズ”の1人ディーナを演じたビヨンセの3人に、出演にいたる経緯や出演した感想を聞いた。(聞き手:森山京子

ビル・コンドン監督インタビュー
「パワフルなストーリーと感情にあふれた最高のミュージカルだ」

ビル・コンドン監督ビル・コンドン監督

ビル・コンドン監督に「ドリームガールズ」の製作を決意させたのは、「シカゴ」の脚本を書いた体験だ。「『シカゴ』は本当に楽しかった。だからまたミュージカルを作りたい、今度は監督もしたいと思った」と、彼は言う。

「やるなら『ドリームガールズ』だと決めていた。ブロードウェイの舞台を見て、パワフルなストーリーとパワフルな感情にあふれた最高のミュージカルだと思っていたからだ。バックステージ物だから映画にしやすいのも分かっていた。セリフの途中で突然歌になってとまどった経験がないかい? でもこの物語はキャラクターたちが歌手だから、歌を感情表現の手段として使いやすいんだ」

映画化に向けてコンドンがまずやったこと。それは映画化権を持っていたデビッド・ゲフィンの説得だ。

「僕は彼に、初演から25年も経っているから、社会的な要素を含んだ音楽の動きを真正面から捉えられると提案した。今の僕たちの文化では、黒人音楽はポップ・カルチャーの中心的存在、主流だ。そんなストリームの最初の開拓者たちに目を向けて、60年代の公民権運動と平行して語ったら、面白いチャレンジになると思った」

ただし、60、70年代の話を語りながら現代にも受け入れられるものにするには、目立たないところでの工夫が必要だったという。

見事にオスカー候補に躍り出たエディ・マーフィ見事にオスカー候補に躍り出た
エディ・マーフィ

「音楽や振り付け、衣装、すべてのものを、あの時代と現代のホットなものの境界線上に置いたんだ。振り付けにしても、40年前よりは早いテンポで、もっと刺激的なものになっているはずだよ。それからこの映画ではカラーを通して物語りを伝えることにもチャレンジした。例えば『Steppin' to the Bad Side』を歌うシーンは、黒と赤のデザインで、カーティスがいかがわしいことに手をだしていることを表わしている。赤は血の赤、ダークな闇の世界を表しているんだ」

キャスティングで最初に決まったのがジェームズ・サンダー・アーリーのエディ・マーフィ、一番時間がかかったのはエフィーのジェニファー・ハドソンだ。

こちらもオスカー候補で一躍脚光を浴びるジェニファー・ハドソンこちらもオスカー候補で一躍脚光を浴びる
ジェニファー・ハドソン

「エディが人気絶頂だったのはすでに数年前で、最近はちょっと端っこに引っ込んでいる。それが人気者から転落して行くアーリーの境地にも通じると思った。アーリーもエディも、どこかでやり直しが必要だと感じている点が似ているんだよ。ジェニファーは、歌も演技も専門の訓練を受けたことがないナチュラルな才能の持ち主だ。だからどのテイクでもエンジン全開で歌いきる。『And I'm not telling you I'm not going』の時は、3~4時間フルで歌って声が出なくなってしまった。いったん声が消えれば、顔も消えて、すべてがなくなってしまう。だから1週間スケジュールを伸ばして何とか撮り終えたんだ。毎日違うカメラ・ポジションで、来る日も来る日も同じ感情、同じテンションを保ってテイクを繰り返していくんだからね。出演者たちの努力は並大抵じゃなかったよ」

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

  • ドリームガールズ 画像 [拡大画像]
  • ドリームガールズ
  • 81年暮れにニューヨーク・ブロードウェイで産声をあげた大ヒットミュージカルをオスカー受賞作「シカゴ」(02)の脚本家ビル・コンドンが映画化。60~70年代のモータウンサウンド隆盛期を背景に、3人の女性シンガーたちのサクセスストーリーとその後の人生が描かれる。主演はオスカー俳優ジェイミー・フォックス、ビヨンセ、エディ・マーフィ。第79回アカデミー賞最多の6部門8ノミネート。
  • 原題:
    Dreamgirls
    監督・脚本:
    ビル・コンドン
    製作:
    ローレンス・マーク
    撮影:
    トビアス・シュリースラー
    音楽:
    ヘンリー・クリーガー
    出演:
    ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ、ダニー・グローバー
    製作国:
    2006年アメリカ映画
    上映時間:
    2時間11分
    配給:
    UIP
  • 2月17日より日劇3ほか全国東宝系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2006 Paramount Pictures and DreamWorks LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

- PR -

映画レビューキャンペーン

過去の注目映画特集

リアルタイム投票受付中

投票を見る

エイガこみゅ

松竹ONLINE

読み込み中...