劇場公開日 1992年7月18日

「かっこいいとは」紅の豚 オレさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0かっこいいとは

2016年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

なんでこんなかっこいいんだろう。
豚なのに笑。
飛ばない豚はただの豚だ
なんにしろ豚なはずなのにどうしてこうもかっこいいのだろうか!

自分はジブリを映画界におけるブランドだと思っている。もうジブリが作った映画ならたいてい面白いのだ(実際ハズレもありますが笑)。だからジブリ作品のレビューするとだいたい高評価になる笑。その中でも特に高評価な作品の一つがこちら。

まずこの作品のいいとこは憎めないキャラしかいないこと。敵役であるはずのカーチスやマンマユートなどみんなお茶目で憎めない笑。
そして男臭い映画かと思いきや、意外と女性が強いこと。フィオやジーナはもちろんピッコロじいさんのとこの女性陣は軍にしょっぴかれることなんてなんとも思っていない様子。ある意味飛行機乗りより男前笑。

ニヒリストなポルコに対するブラックジョークならぬポークジョークも秀逸。フェラーリンの豚に真珠だのジーナのローストポークでお葬式だのシャレの効いたジョークには結構笑う。ハレンチで怠惰な豚でいる罪が1番面白かった笑。

まとめるとセリフも音楽もキャラクターも全ていいと笑。これに尽きますね。
1番好きなシーンは完成した新型飛行機が飛ぶシーン。水飛沫あげて水路を疾走する様とそのバックミュージックがとてもかっこいい。
かっこいいジブリ部門で1番好きな作品です。たぶん今後も違う部門で1番好きは出てくると思うけど笑。

オレ