僕が9歳だったころ インタビュー: ユン・イノ監督インタビュー

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僕が9歳だったころ

劇場公開日 2006年2月4日
2006年2月1日更新

韓国では130万人が涙したという大ベストセラー小説「9歳の人生」を映画化。活き活きとした子供たちの青春ストーリーを、心地よいノスタルジーにまとめ上げたユン・イノ監督に、本作についての話を聞いた。(聞き手:編集部)

ユン・イノ監督インタビュー
「大人たちに、幼年時代を追体験して欲しい」

純朴な青年のように語るユン・イノ監督 純朴な青年のように語るユン・イノ監督

――幼年期を懐かしく思い起こさせる作品ですが、こういう映画を作ろうと思った理由は何ですか?

「9歳というと小学校2、3年にあたりますが、生まれて初めて世の中と真摯に向き合う年代ではないかと思います。誰でもその頃の思い出が1つのパッケージにされて心の中にあると思うんですが、私たち大人はそれを忘れて生きている気がします。だから大人たちに、この映画を観てもらって、少しでも当時の思い出を甦らせて欲しいと思います。この映画はどちらかと言うと、子供よりも大人にみせたい、大人の童話を作りたいと思って作った映画なんです。お金持ちだとか貧しいとかを抜きにして、誰でも幼少期はすごくいい時代だったと思うので、映画の中で昔を旅するのもいいと思うし、昔を思い出して、共感していただければと思います」

――原作は91年に出版された小説で、韓国では130万人に読まれているとか。

「実は、この本が出版されてから9年ぐらいは埋もれた存在で、知っている人だけが知っている本だったんですけど、最近になってTVで紹介されて、多くの人が読むようになりました。私自身は今から3年ぐらい前に、作家本人とお会いして、本をいただきました。しかし最初は全然読まなくて本棚にずっと置いてありました(笑)。何カ月か過ぎて、ふと手にとって読んでみると、『こんないい本があるんだ』と。幼い頃に戻りたいという気持ちは、私以外の人もみんな持っているのではないかと思います。現実ではあの頃に戻ることはできませんが、映画の中でなら戻ることができる。そういう思いから映画を作ることになりました」

――出版から10年以上経った今ごろになって、この小説が注目されるようになったのは、なぜだと思いますか?

「本の出版当時は、韓国社会を見渡しても、子供の頃を振り返るには、あまりにも早く社会が変わりすぎていて振り返る余裕がなかったと思いますが、今の時代は韓国もようやく安定してきて、少し昔を振り返る余裕が出てきたのではないかと思います」

子供たちの演技が素晴らしい 子供たちの演技が素晴らしい

――観客が映画の世界に入り込むには、主人公の子供たちの演技がすごく重要になると思うのですが、どのようにしてこんな活き活きとした演技を引き出したのでしょう?

「自然な演技を引き出すには、映画を撮っていると思わせないで、遊んでいるんだと思わせることが大事でした。子供たちにも『みんなの成長を納めるんだ』って、近所のおじさんが撮っているんだって思わせていました。最初はなかなか慣れなかったようですけど、子供なんだから怒らず待ってあげようと。いい演技ができるまでずっと待ってあげていたら、徐々にいい演技を見せ始めました。製作会社からは、お金がかかるから困ると言われ続けていましたけどね(笑)」

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