僕が9歳だったころ : 新作映画評論

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映画

僕が9歳だったころ

劇場公開日 2006年2月4日
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僕が9歳だったころ 2月4日よりシャンテシネにてロードショー

「こんな子供、いたいた!」と膝を打つエピソードばかり

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本作品の原作は韓国で130万部を売り上げたベストセラー小説で、“少年少女版「冬ソナ」”と言われているそうな。ホンマか? むしろ、ビートたけし著「たけしくん、ハイ!」を彷彿。片田舎の貧しい家に育ったガキ大将ヨミンの初恋物語がメーンで、恋のお相手はソウルから美人転校生のウリム。だけどお子ちゃまらしく、好きなクセについついウリムに意地悪し、素直になれないところが愛らしい。その一方で、目の悪い母親のためにサングラスを買おうと、小遣稼ぎをする優しい一面も持っている。見る者誰も「こんな子供、いたいた!」と膝を打つエピソードばかりで、思わず子供時代を懐かしんでしまうに違いない。

中でも必見はウリムと、ヨミンに思いを寄せるグムボクとの女のバトル。冷戦を続けていた二人が、ある事件をきっかけについにどつき合いに発展。互いにビンタを食らわせ、髪を引っ張り……という容赦のない闘いぶりは井筒和幸映画か、はたまた映画「陽暉楼」での池上季実子vs.浅野温子の闘いか(笑)。恐らく監督に本気でケンカをさせられて、あまりの痛さに2人で大泣きしているのがこれまたかわいい。

“泣き”が売りの韓流において、この人情喜劇は逆に新鮮。嫌韓流の人も、試しにどうぞ!

中山治美

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ABOUT THE MOVIE

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  • 僕が9歳だったころ
  • 1970年代の韓国。田舎町の小学校に通う9歳のヨミンは、ケンカも強く心優しいガキ大将で、両親のいないギジョンや、ヨミンに想いを寄せるワンパク少女のクムボクたちと、いつも一緒に遊び小学校ライフを満喫していた。そんなある日、大都会ソウルからウリムという女の子が転校してきた。彼女の登場に、ヨミンの心はときめくのだが……。韓国の大ベストセラー小説を映画化したノスタルジックな青春ストーリー。
  • 原題:
    When I Turned Nine
    監督:
    ユン・イノ
    脚本:
    イ・マニ
    原作:
    ウィ・ギチョル
    撮影:
    チョン・ジョンミョン
    音楽:
    シン・ジョミ
    出演:
    キム・ソクイ・セヨン、チョン・シギョン、チ・デハン
    製作国:
    2004年韓国映画
    上映時間:
    1時間45分
    配給:
    コムストック、ツイン
  • 2月4日よりシャンテシネにてロードショー
  • オフィシャルサイト

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