劇場公開日 2001年7月28日

「ティム・バートンに活劇は向いていない」PLANET OF THE APES 猿の惑星 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ティム・バートンに活劇は向いていない

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

総合:50点
ストーリー: 45
キャスト: 55
演出: 45
ビジュアル: 65
音楽: 65

 元々無理のある物語ではあるが、21世紀にもなって改めて作られたリメイク版となっている割にかなり期待はずれだった。言葉が普通に通じるし(これは前作も同様だが)、簡単に仲間を裏切り人間に味方して同族をやっつけるありがたい猿がいるし、とてもとても長い年月放置されていても平気で動く機械があるし、すぐにセットとわかる安っぽい映像だし、この年の最低映画賞受賞も当然か。ティム・バートン監督は子供向けファンタジーだけ作っていればいいと思います。

 調べていて本日知ったばかりなのだが、原作はインドシナで地元の有色人種をこき使っていたフランス人が戦争で日本人にインドシナが占領されてしまうと、反対に有色人種に支配されることになった経験から出来た作品らしい。要するに猿は日本人なんですね。

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Cape God