13デイズ : 新作映画評論

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13デイズ

劇場公開日 2000年12月16日
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13デイズ 12月16日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

13デイズ

12月16日より、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

正月映画唯一の、知的好奇心をくすぐる作品

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キューバ危機という、日本人には地理的にも時間的にも遠い事件がテーマ。しかも主演がケビン・コスナーで、監督がロジャー・ドナルドソンと聞けば、よけいに食指が動かない。ましてや、シュワの「シックス・デイ」と題名も似ていて、正月映画の中ではどうにも分が悪い作品だ。

だが、それでもこの映画を選ぶ人には、知的興奮の発露と鑑賞後の充足感をお約束しよう。言うまでもなく、そこに描かれるのは「結果が分かっている事件」である。しかし驚くべきはそのプロセスだ。キューバ危機の舞台裏がいかに危うく、しかも波乱に満ちていたのか、それは我々の想像を遥かに越えている。

それは、世界がデタント(緊張緩和)に向かう以前に繰り広げられた壮絶な知能戦である。さながら、ケネディとフルシチョフが、即ちホワイトハウスとクレムリンが、世界地図上で真剣勝負したチェスのようである。

この映画の最大の功労者は、脚本家のデビッド・セルフであることは疑いない。弱冠27歳でこの脚本を書き上げたセルフは、一躍売れっ子作家の仲間入りを果たした。彼の次回作は、今年オスカーを手にしたサム・メンデスが監督し、トム・ハンクスが主演するという。

(駒井尚文・編集部)

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ABOUT THE MOVIE

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  • 13デイズ
  • 1962年10月16日、米軍の偵察機がキューバに建設中のミサイル基地を発見した。しかも、この基地には核弾頭が持ち込まれているという。もしそれが事実であれば、アメリカ本土が核の危機にさらされることになる。ケネディ大統領は、アメリカ合衆国建国以来の、ひいては人類全体の未曾有の危機に立ち向かうべく、緊急危機管理チームを召集した……。
  • 原題:
    Thirteen Days
    監督:
    ロジャー・ドナルドソン
    出演:
    ケビン・コスナー、ブルース・グリーンウッド
    製作国:
    2000年アメリカ映画
    上映時間:
    2時間25分
    配給:
    日本ヘラルド映画
  • 12月16日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

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