ザ・シークレットマン

劇場公開日:

ザ・シークレットマン

解説

「ウォーターゲート事件」の全容と事件を内部告発したFBI副長官の姿を、リーアム・ニーソン主演で実話をもとに映画化したサスペンスドラマ。アメリカ合衆国史上初めて任期半ばで辞任に追い込まれたリチャード・ニクソン大統領。その引き金となったウォーターゲート事件の捜査の指揮にあたったFBI副長官マーク・フェルトは、なかなか進展しない捜査の裏にホワイトハウスが捜査妨害をしていることを察知し、事件自体がホワイトハウスの陰謀によるものであることを悟る。大統領に忠実なL・パトリック・グレイFBI長官に捜査協力が期待できない中、フェルトは事件の真相を明るみにするため、大胆な決断をする。フェルト役を「96時間」「シンドラーのリスト」のニーソン、妻オードリー役を「トスカーナの休日」のダイアン・レインが演じる。監督は「コンカッション」「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」のピーター・ランデスマン。「オデッセイ」「ブレードランナー」のリドリー・スコットが製作。

2017年製作/103分/G/アメリカ
原題:Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House
配給:クロックワークス
劇場公開日:2018年2月24日

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映画レビュー

4.0リーアム・ニーソンの重厚な演技を久しぶりに見た気分

2018年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

知的

「96時間」で“中年アクション映画”の潮流を作って以来、その第2、第3作を含め似たような活劇に出続けているリーアム・ニーソン。でも思い起こすと、「シンドラーのリスト」の主演など、演技派として高く評価されていた俳優だ。もう65歳だし、そろそろ肉体酷使系は卒業でいいのでは。そして本作で、久しぶりにアクション抜きでニーソンの重厚な演技を堪能できた。

役作りなのか、病的なまでに絞った痩躯に、深く刻まれた顔の皺、鋭い眼光。強靭な意志と信念を感じさせる表情と台詞。サスペンス演出によりダークな緊張感が持続するなか、告発者に扮したニーソンの存在感がいぶし銀のように輝きを放つ。

ジャーナリスト出身で、「パークランド」「コンカッション」と実話を撮り続けているピーター・ランデズマン監督。その演出には、史実に含まれる劇的な要素を丁寧に抽出し、物語を通じて的確に観客に伝えようとする姿勢が感じられる。

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高森 郁哉

3.0ウォーターゲート

2024年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

よかった。

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ねも

3.5ウォーターゲート事件を元にした名作

2023年12月23日
PCから投稿

この作品はこの作品だけでも十分に名作ではありますが、
スピルバーグの「ペンタゴン・ペーパーズ」を見てその後に「大統領の陰謀」を見て最後にこの作品を見ると3倍ぐらい面白く感じます。

ペンタゴン・ペーパーズのラストは大統領の陰謀の最初に完全に繋がるように作られており、本作のザ・シークレットマンはその裏側が描かれています。

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みる

4.0演技力で見る、リーアム・ニーソンの魅力

2023年3月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

1970年代、世界中を震撼させた“ウォーターゲート事件”を映画化。
主役は長年FBIを勤めてきた副長官フェルト。
彼は如何にして大統領を辞任へと追い込んだのか。
史上最強の密告者と呼ばれた男の緊迫感溢れる実話。

自らの危険を冒してまでホワイトハウスの闇に迫るのはFBIとしての務めなのか、自身の正義を貫く為なのか。
今まで築き上げてきたものと、逆にこの立場の自分にしかできないという考えの葛藤。

アクションではない、シリアスなリーアム・ニーソンの光る演技が見られる作品でした👍

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びぃあぃじぃ
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