3D版「ファントム・メナス」の全米公開日が決定
2011年3月5日 07:43
[映画.com ニュース] 米20世紀フォックスが、3D版「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」を2012年2月10日に全米公開すると発表した。
「スター・ウォーズ」全6部作が順次3D映画として上映されることは発表されていたが、具体的な公開日が明らかになったのは今回が初めて。3Dへの転換作業は、ジョージ・ルーカスのVFX工房インダストリアル・ライト&マジック社が監修しているため、クオリティの高さには期待が持てそうだ。
なお、同社のVFXスーパーバイザーであるジョン・ノール氏は昨年9月、USAトゥデイ紙に対し「スター・ウォーズ」の3D化の難しさを告白。特に、近年に製作されたエピソード1から3に関しては、それぞれのショットが複雑になっているため、困難な作業を強いられているのだという。
「飛行中のショットが何万とあるからね。でも、立体映像というのは、適切に処理さえできれば、まるでその世界に入りこんだような素晴らしい体験を提供できるんだよ」なお、ノール氏によれば、3D化に合わせて追加されたシーンなどはないという。