ミスター・ベースボール

劇場公開日:

解説

日本の球団にトレードされた米大リーガーの活躍を描くヒューマン・コメディ。中日ドラゴンズの協力で、野球の場面は日本各地のプロ野球チームのホーム・グラウンドで撮影された。ナゴヤ球場では、10万人以上の名古屋市民がエキストラとして参加している。監督・製作は「ロシア・ハウス」のフレッド・スケピシ、共同製作は「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」のダグ・クレイボーン、ロバート・ニューマイヤー、エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ケイオ、ジェフリー・シルヴァー、近藤晋。セオ・ペレティアとジョン・ジュンカーマンの原案を基に、ゲイリー・ロス、ケヴィン・ウェイト、モンテ・メリックが脚本を執筆。撮影はイアン・ベイカー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。主演は「コロンブス」のトム・セレック、「ブラック・レイン」の高倉健。レオン・リー、亜仁丸・レスリーら、日本で活躍した元大リーガーが特別出演している。

1992年製作/110分/アメリカ
原題:Mr. Baseball
配給:ユニヴァーサル映画=UIP
劇場公開日:1993年2月6日

ストーリー

ニューヨーク・ヤンキースのスター選手のジャック・エリオット(トム・セレック)は、ルーキーとの競争に破れ、日本の中日ドラゴンズへトレードされてしまう。ドラゴンズの監督は往年の名選手だった内山(高倉健)だ。エリオットはチームメートのマックス・デュボア(デニス・ヘイズバート)に、日本でプレーする際のアドバイスを受けるが、聞こうとしなかった。練習初日、内山監督からスイングの欠陥を指摘されたエリオット。しかし、マイ・ペースで試合にのぞむエリオットは、弱点を知られていないこともあり、活躍を続ける。記者会見で、通訳の西村(塩屋俊)が、エリオットの発言を優等生的な言葉で訳したこともあって、ミスター・ベースボールというニックネームで人気者になった。球場で知り合ったヒロ子(高梨亜矢)にはげまされながら馴れない生活を続けるエリオットだが、内山監督との対立は深刻さを増し、乱闘騒ぎを起こしてしまったエリオットは出場停止に。そんな様子を見ていたヒロ子は、翌日エリオットを父親に紹介した。それは何と内山監督だった。内山監督の人間性と熱意を知ったエリオットは、猛特訓を行い、スランプを脱出、エリオットの態度に一丸となったチームも快進撃を続け、優勝を争う運命の一戦がやってきた。ジャイアンツとの戦いはもつれ、遂に最終回を迎えた。内山の持つホームラン記録に挑むエリオットが打席に立った。周囲は記録を守るため、エリオットにバントさせようとしたが、内山は自由に打つようサインを出した。しかしエリオットはバントを決め、チームはリーグ優勝を果たすのだった。

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映画レビュー

1.0日本的な勤勉をメジャーリーガーに求める日本人監督

中日って、なんか言いたげ、プロなんだからダメなら解雇がアメリカ、余計なお世話だが教えてくれる日本、人によるが大人扱いか子供扱いのように感じて日本式教育は子供であっても問題がある。ましてやお互いプロなんだから対等でいいんじゃない。

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全国連加盟国不可侵条約締結、武装中立主義、多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

3.0細かい日本野球描写が面白いが、物語は恋愛パートが悪目立ち。

2024年3月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

0.5これってコメディー映画なんですか?

2023年9月28日
PCから投稿

寝られる

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ジャワカレー澤田

0.51992年にイチローさんがデビューする。また、野茂さんが1995年に大リーグへ行く。

2022年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

1985年にランディー・バースの外人助っ人で阪神が優勝して外人の助っ人の重要性が認識されるが、しかし。1992年にイチローさんがデビューする。また、野茂さんが1995年に大リーグへ行く。つまり、日本とアメリカの野球が今の様になった創世記と言った所。さて、映画では日本とアメリカが融合して、より強くなったって言う結論だろうが、現在の両国の野球はどうなっているのだろうか?比較にベーブ・ルースが度々引き合いに出されるが、つまり、その時代(ベーブ・ルースの時代)から全く変わっていないと言う事だと思う。日本人が活躍しているから『両国の実力は伯仲している』なんて言いたいのだろうが、活躍するのは一人二人の話。2つの国の実力の底上げではない。この映画公開から三十年経っても昔のままではないか!
また、野球を世界的に見た場合、人気のある国は何ヶ国も無い。ヨーロッパではクリケット。アメリカではアメフトやバスケット。
さて、日本人の野球選手が活躍するのは、良いかもしれないが、それで、一喜一憂してナショナリズムを煽られるべきではないし、お目当ての野球チームが勝っても負けても、生活が変わる訳でもない。

やっぱり、プレーしなければ野球の醍醐味は分かるはずがない。そして、スボーツはなんでもそうである。例えば、オリンピックにボルダリングが登場したが、見てて何が楽しいのだろうか?やっぱり自身でやらねば。
そして、経済的に考えると、簡単に一人で出来るスポーツが良いと思う。僕は昔から一人で山を歩く事を趣味にしている。僕の趣味を押し付けるつもりは無いが。

つまり、スボーツ全般が『興行』になってしまっていることに僕は疑問を持っている。それを指摘したい。
そして、残念ながら、競馬やサッカーはスポーツでは無い。何故なら、ギャンブルだからである。競馬、競輪はギャンブルとしては楽しいだろうが、スポーツとして楽しむ者は滅多にいない。それは良いが、何故サッカーをギャンブルにしたか?それが僕は一番悲しい。僕は『ニューヨーク・コスモス』のペレとベッケンバウアーを見に行く程、サッカーが昔好きだった。でも、今のJリーグは見に行く気にならない。

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マサシ
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