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原題:Rescue Dawn
監督・脚本:ベルナー・ヘルツォーク
製作:エルトン・ブランド、ハリー・ナップ
製作国:2006年アメリカ映画
上映時間:2時間5分
キャスト:
クリスチャン・ベール、スティーブ・ザーン、ジェレミー・デイビス
発売日:2009年6月3日
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1965年、ベトナム戦争時代。米空軍兵士のディーターは極秘爆撃任務を受けるが、ラオスに撃墜し捕まってしまう。ベトナムの奥地の捕虜収容所に連行されるが、そこには既に何年も捕虜になっている仲間がいた。あばら屋のような収容所だが、周りはジャングルという自然の要塞とでも言うべき場所。誰もが脱走不可能だと思っていた、ディーター1人を除いて…。
ベトナム戦争を題材に描く本作は、メガホンを取ったべルナー・ヘルツォーク監督が97年に手がけたドキュメンタリー「Little Dieter Needs to Fly」をベースに再構築したドキュドラマ。全米では中規模公開だったこともありランキングトップ10圏内には入らなかったが、キャストの役者魂がほとばしる良質な戦争ドラマである。
実在の元米国空軍パイロット、ディーター・デングラーに扮するのは、「ダークナイト」「ターミネーター4」と大作シリーズの公開が続く演技派クリスチャン・ベール。不眠症の男を演じた「マシニスト」では30キロ体重を落とすなど、その徹底した役作りは有名だが、本作の主人公も撃墜され捕虜になってから徐々に痩せこけていくので、ベールは今回の撮影でも約25キロ減量している。外見のみならず、ベールはアクションもほとんど自分でこなし、食事でウジ虫を出されるシーンでは実際に虫を食べたというからすごい。捕虜役で共演するスティーブ・ザーンやジェレミー・デイビスの別人のような激ヤセぶりも目を見張るものがあり、さらに俳優陣に苛酷な減量を課したヘルツォーク監督自身も13キロ落として現場の連帯感を高めたそうだ。
ベールをはじめキャスト・スタッフがストイックに作り上げた本作、ぜひ押えておきたい1本だ。