「スター・ウォーズ」オタクの“フォース”がついに映画界のドンを動かした!?
[ニューヨーク 25日 ハリウッド・レポーター] 米映画会社のワインスタイン・カンパニーは24日、内容をめぐる同社と監督側との争いから公開が延期になっていた映画「Fanboys」に関して、オリジナル版と編集版の2つのバージョンを公開する意向を明らかにした。
「Fanboys」は、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」を公開前夜に見ようとして、ジョージ・ルーカスのスカイウォーカー・ランチに潜入を試みる4人のオタクたちの冒険を描いたコメディ。2005年の完成以降、各種「スター・ウォーズ」関連イベントで予告編が上映されるなど、ファンの間では公開に向けて期待が高まっていた。
ところが昨年8月の公開予定が今年1月に延期され、さらに今度はその予定も消え、現時点で公開のめどは立っていない。原因は、配給元のワインスタイン・カンパニーが編集権を駆使して内容を変えようとしたことにあるらしい。
オリジナル版は、オタク仲間の1人が癌に冒されているという設定で、彼に映画を見せてあげようとする友情が主軸にあるヒューマンコメディだという。しかし、ティーン向けに売るには癌の部分は不要と考えたワインスタイン側が再編集しようとしたため、同作の監督とプロデューサーはもちろんのこと、ファンも猛反発。ワインスタイン・カンパニーが配給する全ての映画のボイコットや、同社のドンであるハーベイを悪役「ダース・ワインスタイン」に仕立てあげての抗議運動が展開されていた。
実際、同社に寄せられたEメールは30万通を超えるといい、ファンの声に動かされた結果の今回の発表であることは間違いない。とはいえ、具体的なことはまだ何も決まっておらず、今後の動きに注目だ。



