[文化通信.com] 恵比寿ガーデンシネマ(94年10月8日開館)が今月8日、オープン15周年を迎えた。15周年記念の取り組み、同館の今後の方向性などを関根高樹支配人に聞いた。
▼15周年を記念した取り組みを、年度替わりの4月をメドに始めた。(1)番組面に関しては、【恵比寿ガーデンシネマ15周年記念作品】として、「いとしい人」(3月28日公開)から「千年の祈り」(11月14日公開)まで全10作品をラインナップ。(2)4月から12月まで毎月15日を【ガーデンシネマの日】と設定し、この日は料金が1000円。だいぶ定着してきて、2年前から始めた【水曜サービスデー(=男女とも水曜は1000円)】と並んで好調な動員を上げている。(3)【恵比寿ガーデンシネマ15th DVDコレクション】として、当館で過去に上映した6作品(「ガタカ」「17歳のカルテ」「カポーティ」「再会の街で」「オンリー・ユー」「スリーサム」)を収録したDVD‐BOX(6枚組、9千円、6作品アートカード付き)を制作した。恵比寿、角川シネマ新宿、梅田ガーデンシネマの3カ所のみの販売、10月31日までの限定商品で、恵比寿だけで現在までに5セットを販売した(発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。
▼私自身、7月1日より恵比寿に常駐となった。これにより、番組編成面と、周辺施設(アトレ、三越など)との宣伝面での連携、この2点を一層強化していきたい。番組面に関しては、昨年9月の「トウキョウソナタ」、10月の「その土曜日、7時58分」あたりから、“恵比寿らしさ”というものを、もう一度追及していく心構えで臨んできた。来年公開のラインナップも決まってきたが、基本的には、洋画を中心とした編成を行っていく考え。その過程で、都内(山手線内)で恵比寿でしか上映しない良質の番組をいかに確保できるかが、一つの重要なポイント。15周年作品の中では「いとしい人」「扉をたたく人」「イートリップ」「千年の祈り」、来年の作品では「ユキとニナ」(新春公開)、「Bad Lieutenant:Port Of Call New Orleans」(早春公開)、「CASSANDRA'S DREAM」(春公開)が、それに当たる。一方で、単館拡大の興行形態に乗る場合でも、“恵比寿らしさ”の感じられる作品を選んでいく。



