[文化通信.com] 角川映画+角川エンタテインメント配給「ATOM」は10月10日(土)より全国公開されるが、製作総指揮を担当したフランシス・カオ氏と、製作を担当したマリアン・ガーガー氏が10月5日、東京・秋葉原のデジタルハリウッド大学で特別講義を行った。
映画「ATOM」は、手塚治虫原作の不朽の名作「鉄腕アトム」をハリウッドがCGアニメ化し話題を呼んでいる。手塚治虫生誕80周年の今年、香港とロサンゼルスにスタジオを持つアニメーション製作会社イマジ・スタジオが、手塚プロダクションと手を組み、フルCGアニメとして甦らせた。監督はデビッド・バワーズ。キャストは、フレディ・ハイモア、ニコラス・ケイジ。日本語吹替え版キャストは、上戸彩、役所広司。イマジ・スタジオ創設者のカオ氏と、ドリームワークスで「プリンス・オブ・エジプト」(98年)などを手がけてきたマリアン氏が、「ATOM」の製作の経緯や秘話などを語った。モデレーターは同大学学長補佐の高橋光輝氏が担当。
「ATOM」の予告編を上映後、カオ氏は「03年にソニーが製作を検討していると聞いたのが最初。それから2年後、ソニーが諦めたと聞き、私は飛んでいった。香港人は日本のアニメを見ながら育った。東洋と西洋が融合した香港で製作することが、この原作にとって一番適しているのではないかと思い、世界に通用するものにしたいと製作を決意した」と経緯を明かした。続いて、イマジ・スタジオの初作品「ミュータント・タートルズ TMNT」や製作中のCGアニメ「Gatchaman(原題)」の映像が上映され、「『Gatchaman』は2012年公開予定で、すでに『鉄人28号』は完成している。今後数年は日本アニメが原作の作品を中心に製作していくが、将来的にはオリジナルのキャラクターも製作していきたい」とした。




