[文化通信.com] 一般社団法人映画演劇文化協会主催「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の企画発表会が9月30日午後、東京・丸の内の東京會舘で行われ、同協会の松岡功会長、同映画祭実行委員会の中川敬企画プロデューサー、作品選定委員の品田雄吉(映画評論家)、おすぎ(同)、襟川クロ(映画パーソナリティ)の各氏が出席した。
昭和22年に発足した社団法人映画文化協会は、映画演劇文化の発展と継承を目指して、様々な運動をしてきたが、昨年施行された法人法改正を受け、本日10月1日より一般社団法人映画演劇文化協会へと移行。そのスタートにあたり、新規公益事業として本映画祭を主催する運びとなった。本映画祭は、映画の黄金時代である1950年~1970年代を中心に優れた外国映画50本を厳選し、全国の25の劇場で一年間毎日上映するという、世界でも例のない試み。しかも全作品ニュープリントで上映する。
冒頭、松岡会長が映画文化協会の沿革や活動目的などについて説明し、「近年、シネコンの登場によって映画を観る環境は整備され、多くの大ヒット作が誕生。新しい世代を迎える映画業界ではあるが、一方で、少子化などにより若い映画ファンが少なくなっているのが気がかり。映画人口を2億人まで回復させようと業界を挙げて取り組んでいるが、若い映画ファンをどう増やしていくかが課題。予想はつかないが、中高年を中心に一人でも多くのお客さんにスクリーンで見て頂き、2年、3年と続けていきたい」などと挨拶。同協会が運営費2億5000万円弱を負担するとした。
続いて、実施概要について中川プロデューサーが説明。実施期間は2010年2月6日(土)~2011年1月21日(金)で、会場は全国25カ所の劇場・シネコン。上映開始時間は午前10時(全ての劇場、全ての作品は、基本的に毎日午前10時より上映)で、回数増は興行判断とする。入場料金は1作品につき大人1000円、学生・子供500円。上映サイクルは1作品、1劇場、1週間。上映作品選定は、一般からの投票と特別選定委員の投票を参考に、作品選定委員が上映作品50本を最終選考する。作品選定委員は高井英幸氏(東宝社長)を加えた4名で、特別選定委員は、小泉今日子(女優)、戸田奈津子(映画字幕翻訳者)、弘兼憲史(漫画家)、三谷幸喜(脚本家)の4名。上映作品決定発表会は11月30日(月)予定。




