[文化通信.com] 銀座シネパトスは、3館のうち1館を名画座として運営を続けているが、10月2日まで上映されている大島渚特集が好調に推移している。今回の上映で目立つのが、20代から30代の若い観客が多いこと。初めて映画館で大島作品を見る人も多いようで、人気のほどをうかがわせた。「愛の亡霊」など、最近ではあまり上映の機会のない作品も編成されており、新たに大島作品を知る貴重な上映会になっているようだ。
またこのほど、大島監督の「愛のコリーダ」をプロデュースしたことでも知られる若松孝二監督の特集を組むことも決まった。若松監督は、昨年の3月に公開された「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」で、健在ぶりを大きくアピール。東京国際映画祭やベルリン国際映画祭で受賞するなど、作品評価も非常に高かった。今回上映されるのは、60年代から70年代にかけての代表作が中心。「胎児が密漁する時」や「新宿マッド」「天使の恍惚」など。「実録・連合赤軍~」の上映もあり、これまであまり劇場で若松作品を見たことのない若者層の反応が期待される。




