[文化通信.com] 12月5日(土)より全国公開される、ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン配給「カールじいさんの空飛ぶ家」が現在、非常に好調な立ち上がりを見せている。
9月15日発表の13日(日)までの都内プレイガイド集計では既に359枚を販売。これまでのディズニー/ピクサー作品で、このレベルの売り上げを達成した週を公開から遡ると、「ウォーリー」(最終興収40億円)が公開6週間前で356枚、「レミーのおいしいレストラン」(同39億円)が同じく6週間前で397枚、「Mr.インクレディブル」(同53億円)も6週間前で362枚となっており、「カール~」は公開12週間前で359枚と最終興収への期待が膨らむ。いかに本作がこれまでの作品の中でも観客の支持を高く受けているかを証明する結果となっている。
この結果を生み出したのは、本作の初動のTVスポット、広告、予告編、パブリシティなどの総合的な立ち上がりの賜物であると配給側は分析しているが、注目すべきは、作品の内容がこれまでのディズニー/ピクサーのアニメーションの枠を超えて、大人の観客から大きな支持を得ている点だ。プレイガイドの359枚の内訳は一般が320枚、小人券が39枚となっている。インターネットの人気サイト「mixi」には既に300件を超えるブログが寄せられ、“CMで既に泣いてしまった”“映画の予告だけで涙が出た。衝撃を受けた”という類の投稿が続出。公開3ヵ月前から、これほどの現象を起こした作品はディズニー/ピクサーの歴史の中でも、かつてない事だという。
プレイガイドだけでなく、この勢いは劇場前売り券の販売にも顕著に表れている。特に本格的に全国で発売した8月24日~9月13日の3週間の売り上げは、9大都市ロードショー24劇場で2042枚と、昨年同時期地区での「ウォーリー」1184枚の172%を記録した。また、現在の急速な認知、鑑賞意向の広がりは都市部のみならず、全国的な規模になっている。9大都市の前売りのみならず、全国のローカルの劇場でも同様の進捗が見られ、先のネットへの書き込みは全国から寄せられている。配給側は、かつて「ファインディング・ニモ」が達成した100億円を目標に掲げる。



