[文化通信.com] 日本映画初となるデジタル3D実写長編映画であり、日本初のアトラクション・ムービーであるアスミック・エース配給「戦慄迷宮3D」が、第66回ベネチア国際映画祭にて“ワールドプレミア3Dフッテージ”上映された。
今年から新設された「第一回3Dアワード」の栄えあるプレゼンターを、アジア圏で初めて長編デジタル3D映画を作った清水崇監督が、「アジアの3D映画の先駆者、権威」としてベネチア映画祭のチェアマンであるマルコ・ミューラーから要請・招待を受け、大役を果たした。「3Dアワード」には全世界で大ヒットを記録した「モンスターvsエイリアン」や「カールじいさんの空飛ぶ家」「アイスエイジ3」など10本の作品がノミネートされ、“ベスト・オブ・ザ・イヤー”にはジョー・ダンテ監督の「The Hole」が受賞。「戦慄迷宮3D」は、それらの錚々たる3D作品と肩を並べると共に、来年度最も期待される1本として特別に3Dハイライトシーンのみが全世界初披露され、たった数分の上映にも関わらず、会場は熱気に包まれた。清水監督3年振りの最新作への期待、それを大きく上回るリアクションが、3Dメガネをかけた1千人を超す観客から沸き起こった。
清水監督は「わたしは大監督ではありません」と自身が小柄なことに掛けたジョークで場内を湧かせた後、「3D映画の制作が単にブームで終わらないよう、監督それぞれの感性によって3D映画を発展させていくことが大切」と語った。日本では、10月17日(土)より新宿バルト9他で世界最速公開される。



