[文化通信.com] ワーナー・ブラザース映画配給「TAJOMARU」(製作:トライストーン・エンタテイメント、フジテレビジョン、ワーナー・ブラザース映画、講談社、博報堂DYメディアパートナーズ、シネマ・インベストメント/制作プロダクション:トライストーン・エンタテイメント)のイベントが3日、東京大学・安田講堂で行われた。登壇者は、同大学大学院の濱野保樹教授、山本又一朗プロデューサー、亀山千広プロデューサー(フジテレビ)、中野裕之監督、キャストの小栗旬、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、萩原健一。
作品は、芥川龍之介の「藪の中」の登場人物の一人、大盗賊の多襄丸を主役に据えた完全オリジナルストーリー。女を捨てない、己を曲げない、どこまでも自由な男の生き様を描く。脚本は市川森一、水島力也。他に池内博之、本田博太郎、松方弘樹、近藤正臣らが出演。9月12日全国RS。
イベントは東京大学大学院新領域創成科学研究科が主催し、公開講座「日本コンテンツと海外市場」として開催された。フジテレビ笠井信輔アナウンサーの司会のもと、第1部「海外市場における日本映画コンテンツ」、第2部「最新映画の製作過程の解説」をテーマに、学生・一般聴講生と登壇者との間で質疑応答がなされた。
▼山本Pの話 映画というものは、役者が良い芝居をしても面白い映画になるとは限らないし、その逆の場合もある。偶発的な出来事があったり、引いたり近付いたりして、芝居の出来以上に映画を面白いものにしていく。それがモンタージュ理論というものであり、映画の醍醐味だ。
▼中野監督の話 (9月に時代劇の公開が続くが)それぞれに魅力がある。この映画は役者の力が大きい。他の映画は芝居の間に映像による説明が入るが、この映画は役者力がぎっしり詰まっている。
▼小栗の話 山本Pから舞台「カリギュラ」のようなものを映像でやりたいと話があり、今回は演繹的にやっていった。台本がインの3日前でも届かず、キャラクターを読み込む時間もなく、とにかく気合いで乗り切った。



