チャン・イーモウ監督が、中華人民共和国建国60周年記念映画を監督 : 映画ニュース

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チャン・イーモウ監督が、中華人民共和国建国60周年記念映画を監督

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今ではすっかり中国政府御用達監督に!今ではすっかり中国政府御用達監督に!

[eiga.com 映画ニュース] HERO」「王妃の紋章」のチャン・イーモウ監督が、中華人民共和国建国60周年を祝賀する記念映画を作ることになった。国営TV局の中国中央電視台が先週(3月3日)、ニュースで報じた。

監督助手パン・リーウェイによると、チャン・イーモウ監督は3~4本の国の認可を受けた脚本を吟味している真っ最中だという。「脚本は当然ながら監督の要求する内容でなければならないが、まだどれにするか決定していない」と、同氏はAP通信に明かした。

59歳である同監督は、西安生まれ。高等中学卒業後、文化大革命により反体制分子として“下放”され、農民として3年間、紡績工場労働者として7年間働いた。その後70年代末に北京電影学院への入学が許され、82年卒業。チェン・カイコー監督作「黄色い大地」「大閲兵」などでカメラマンとして腕を磨き、87年にコン・リー主演作「紅いコーリャン」で映画監督デビュー。同作はベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したが、中国本土での公開が禁止された。92年にベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「秋菊の物語」も、94年にカンヌ国際映画祭で大絶賛され、英国アカデミー(BAFTA)賞の外国語映画賞を受賞した「活きる」も、同様に政治的理由で公開禁止の憂き目に遭っている。

だが、2002年のマーシャルアーツ史劇「HERO」が中国政府から承認されて以降、近年は政府と蜜月関係を築いている。08年には北京オリンピックの開会式と閉会式の芸術総監督を務めたが、1936年のベルリンオリンピックを、ナチスドイツ政府のプロパガンダとしてドキュメンタリー映画「民族の祭典」に収めたレニ・リーフェンシュタール監督同様に、世界的に批判を浴びた。

また、チャン・イーモウ監督は、今年10月1日に天安門広場で行われる、中華人民共和国建国60周年を祝う建国式典の芸術監督も務める予定だ。天安門広場は、89年6月4日に中国の民主化のきっかけになったデモ活動、天安門事件が起こった場所だが、60年前の49年10月1日、建国者である当時の毛沢東国家主席がその楼上で建国を宣言した場所でもある。

(eiga.com速報)

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