サンダンス映画祭閉幕。若手黒人監督の「プッシュ」に大注目! : 映画ニュース

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サンダンス映画祭閉幕。若手黒人監督の「プッシュ」に大注目!

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする eiga.comのTwitterを見る  1月27日 更新 18:25 RSS

[eiga.com 映画ニュース] 米ユタ州パークシティで開催されていたサンダンス映画祭が1月25日閉幕。授賞式でアメリカンシネマ部門とワールドシネマ部門の各賞が発表された。

同映画祭は、昨年のアメリカンシネマ(ドラマ)部門グランプリ「フローズン・リバー」(メリッサ・レオ主演)やワールドシネマ(ドキュメンタリー)部門審査員賞&観客賞「マン・オン・ワイヤー」が、先日第81回米アカデミー賞で主演女優賞と長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるなど、インディーズ映画の祭典ながら確かな選択眼を持つことで注目されている。

今年は黒人監督リー・ダニエルズの「プッシュ(Push: Based on the novel by Sapphire)」がアメリカンシネマ(ドラマ)部門グランプリ&観客賞をW受賞し、最も高い評価を受けた。

同作は、黒人作家サファイア(別名ラモーナ・ロフトン)が96年に発表した同名小説が原作。ニューヨーク・ハーレムに暮らし、家庭内暴力に打ちのめされていた少女が女性教師(「ミラーズ」のポーラ・パットン)と出会い、文字を覚え、自ら生きる希望を見いだすという感動作。母親役をモニーク(審査員特別演技賞を受賞)、看護士役でレニー・クラビッツ、ソーシャルワーカー役でマライア・キャリーが出演する話題作で、今回の受賞が決定打になり、25日には全米配給がライオンズゲートに決まった。ダニエルズ監督は、ヘレン・ミレン主演の05年のクライムサスペンス「サイレンサー」でデビューした俊英。来年の賞レースに向けて楽しみな作品が登場した。

また、ワールドシネマ(ドラマ)部門作品賞は南米チリのセバスチャン・シルバ監督の「ザ・メイド(The Maid)」。アメリカンシネマ(ドキュメンタリー)部門審査員賞はルイス・サイホヨス監督の「ザ・コーブ(The Cove)」だった。サイホヨス監督は、かつてAppleのCMが自分の作品と酷似しているとアップル・コンピュータ社を訴えたことがある著名な写真家で、ナショナル・ジオグラフィック誌などで活躍中だ。アメリカンシネマ(ドラマ)部門監督賞&撮影賞は、日系人ケイリー・フクナガ監督・脚本の「シン・ノンブレ(Sin Nombre)」だった。

なお、日本から唯一出品されていた「クローンは故郷をめざす」の受賞はなかった。

(eiga.com速報)

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