「皇帝ペンギン」のジャケ監督が、新作「きつねと私の12か月」を語る : 映画ニュース

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「皇帝ペンギン」のジャケ監督が、新作「きつねと私の12か月」を語る

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする eiga.comのTwitterを見る  1月9日 更新 11:29 RSS
自然のダイナミックな美しさを描くジャケ監督自然のダイナミックな美しさを描くジャケ監督[拡大画像]

[eiga.com 映画ニュース] 皇帝ペンギン」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したリュック・ジャケ監督の初のフィクションドラマ「きつねと私の12か月」が、1月10日より公開される。

本作は、監督自身の幼少期の体験をもとに、少女リラと野生のきつねの交流をアルプスの豊かな自然にのせて描くドラマ。物語はあくまでフィクションだが、雄大な自然の中に生きるきつねの姿を捉えるカメラは、時に巣穴に潜り込み、時に天敵や餌となる動物たちとの追走劇を追ったりと、あたかもドキュメンタリーのよう。

監督は「決して目にすることのできないものを見せたいと思い、できるだけ対象に近づいた、生き生きとしたカメラワークを目指しました」と語り、「大切なのはできるだけ現実に近いものを映像として出すということ。現実とは違うものを、ルールを侵してまで撮ろうとは思いません」というこだわりも。動物生態学を学んだ研究者であり、ネイチャー・ドキュメンタリーを撮ってきたドキュメンタリー作家としての信条が、フィクションドラマの演出上にも生かされているようだ。

画像2(C)Bonne Pioche Productions-France 3 Cinema-2007[拡大画像]

また、劇中にはリラ以外の人間が登場しないが、そこには「この映画は童話のようなもので、童話というのは細かい部分を省いて最も大切な本質を描くものだから、枝葉末節は極力省きました」という監督の意図がある。そして、小さな少女がたったひとりだけいることによって、逆に自然の雄大さが際立つ。「人間が自然の前ではいかに小さな存在であるか、いかに目の前に広大な空間が広がっているかということを描きたかったというのもあります。ただ、それは決して悲観的にではなく、自然界における人間の位置というのは、とても平穏なものだということを示したかったのです」

皇帝ペンギン」でアカデミー賞を受賞したことは「非常に素晴らしい体験。できるだけ多くの監督に経験してほしい」と語る監督だが、次は一体どんな動物を撮りたい? 「どちらかと言えばストーリーを探しています。良いストーリーがあって、その中で動物が出てきて、その世界に引き寄せられればと思います」

(eiga.com速報)

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