カンヌ映画祭グランプリ作品に指名手配中のマフィアが出演していた!
[イタリア・モデナ 7日 ハリウッド・レポーター] イタリアのナポリに拠点を持つ犯罪組織カモッラの実態を描き、今年のカンヌ国際映画祭グランプリに輝いたイタリア映画「ゴモラ」(マッテオ・ガローネ監督)に、指名手配中のマフィアが出演していたことが発覚、逮捕に至った。
伊コリエレ・デラ・セラ紙によれば、事の発端は、ナポリにある刑務所で行われた同作品の上映会。カモッラがらみの犯罪で服役していた囚人たちが、スクリーンの中に仲間の姿を見つけたのだ。
ジョバンノ・ベノーサとクレジットされていたその男は、実は指名手配中のマフィアの一員。ところが俳優志望でもあったようで、ガローネ監督が行ったオーディションに普通に応募し、その役を手中に収めたらしい。
警察はその後すぐに男の居場所を突き止め、現在はイタリア北部モデナの刑務所に服役中とのこと。ナポリ警察の広報担当者は、「囚人たちが気づかなければ、ベノーサこそ我々が探していた人物だということを知る由もなかった」とコメントしている。
映画の中でベノーサが演じる男は2人のティーンエイジャーを殺しているが、実際にどのような罪で逮捕されたのかは明らかにされていない。


