全7部作の劇場版アニメ「空の境界」、快進撃続く
[文化通信.com] アニプレックスが初めて配給を手がけた全7部作アニメーション、劇場版「空の境界」(製作:講談社、アニプレックス、ノーツ、ufotable)の快進撃が続いている。
「第四章 伽藍の洞」が、5月24日よりテアトル新宿(218席)でレイトショー公開(48分/1日2回/1000円)。1週目週末(5月24、25日)に動員1010人/客席稼働率116%、1週目(5月24日~30日)に3114人/102%、2週目週末(5月31日、6月1日)に961人/110%、2週目(5月31日~6月4日水曜)に1897人/87%を上げ、12日間(24回)累計では5011人/96%と高水準を維持している。
拡大公開のシネセゾン渋谷では5月25日~6月6日の13日間、本作を本興行(1日5回)で上映し、新宿に比べて女性客も目立つ客層で好調な推移を見せた。こうした大ヒットを受けて追加上映も決定し、テアトル新宿でモーニングショー、池袋テアトルダイヤでレイトショーがいずれも6月7日からスタートしている。第四章と「第五章 矛盾螺旋」(7月26日公開)のポスター付き前売券は、テアトル新宿の劇場窓口限定で4月26日に発売され、各2千枚がわずか10日間で完売した。
劇場版「空の境界」は、全七章からなる奈須きのこの小説「空の境界」を原作に、全7部作の連作劇場用アニメとして映像化するプロジェクト。「第一章 俯瞰風景」は昨年12月1日よりテアトル新宿で公開され、4週間(70回)で動員1万9千人超の大記録を達成。12月29日公開「第二章 殺人考察(前)」、今年2月9日公開「第三章 痛覚残留」もテアトル新宿で大ヒットを記録。原作からのコアファンのみならず、通常の映画ファンにまで観客の裾野を広げた。東京での熱気は地方にも広がり、第一~三章の累計興収はすでに1億円を突破、現時点で約1億1千万円を記録している。
また第四章、第五章の公開に合わせて、第一~三章のDVDを5月から3カ月連続で発売中だが、5月23日に発売された第一章のDVDはオリコン“DVD総合”週間ランキング(6月2日付)で2位にランクイン。第二章、第三章のDVDも好調に予約数を伸ばしている。「第六章 忘却録音」「第七章 殺人考察(後)」は年内公開を目指しており、劇場版「空の境界」の勢いはまだまだ続く気配だ。

