[トロント 17日 ロイター] 9月に開催されるトロント映画祭のオープニング作品に、第1次世界大戦の悲惨を極めた塹壕戦をテーマにした「Passchendaele」が決定した。17日、映画祭事務局が発表したもの。
カナダ出身の俳優ポール・グロスが監督と主演を務める作品で、1917年、第1次世界大戦中のベルギーの通称「パッシェンデールの戦い」に赴いたカナダ人兄弟の物語。カナダの牧歌的な自然と、一転して悲惨な塹壕戦が描かれる叙事詩的な大作だという。パッシェンデールのぬかるんだ沼地で、1万5000人のカナダ人兵士が死傷したこの戦いは、消耗戦の残虐性の代名詞ともなっている。
カンヌやベネチアと並び称される北米最大の映画祭、トロント映画祭はカナダ映画で開幕するのが恒例となっている。今年の会期は、9月4日から13日まで。




