「グレイズ・アナトミー」キャサリン・ハイグル、エミー賞レース辞退の理由
第80回アカデミー賞授賞式に登場した
キャサリン・ハイグル
[ロサンゼルス 12日 ロイター] 昨年、「グレイズ・アナトミー」でエミー賞の助演女優賞を獲得したキャサリン・ハイグルが、今年は同賞へのエントリーを自ら辞退したことが明らかになった。今シーズン、自分が演じるイジー役の番組内での存在感が薄かったことに対する、番組プロデューサーへの抗議の表れのようだ。
ハイグルが、ロサンゼルス・タイムズ紙のアワード専門サイトThe Envelope.comのコラムニスト、トム・オニールに語ったところによれば、「今シーズン、自分の役柄は賞のノミネート対象になるにふさわしい素材を与えられなかったと感じている」ことが辞退の理由だという。また、「そんな自分が名乗りを上げることで、きちんとその素材を与えられた他の女優たちのチャンスを奪いたくなかった」とも述べている。
過去にもキャンディス・バーゲンやビル・コスビーのように、エミー賞の常連となったベテランが、数度の受賞後に辞退した例はあるが、ハイグルのような比較的新人に近い女優がこうした行動を起こすことは珍しい。
「幸せになるための27のドレス」への主演ほか、すっかりハリウッドのイットガールとなったハイグルだが、確かに今シーズンの「グレイズ・アナトミー」での扱いが小さかったことは業界関係者も認める通りで、今回の行動はTV局に対する無言の抗議に違いない。なお、「グレイズ・アナトミー」を制作するABCの広報は、この件に関してはノーコメントとしている。
今年のエミー賞のノミネートは7月17日に発表される。



