「セックス・アンド・ザ・シティ」のジル・マリーニ[シドニー 10日 ロイター] 服を着ること=モデルを仕事にしてきたジル・マリーニは、その逆をいった自分が一躍時の人になったことに驚きを隠せないようだ。全裸姿を披露した「セックス・アンド・ザ・シティ」(8月23日日本公開)が5月末に全米公開されてからというもの、仕事の依頼が引きも切らないのだという。
ギリシャ人の母親とイタリア人の父親の間に生まれたマリーニは、現在32歳。約10年前にモデルや俳優の仕事を求めてフランスからアメリカに移住した。ミラノでアルマーニのショーのモデルを務めたこともある。役者としては、TVドラマでいくつか端役を演じたことはあったものの、大きな仕事は今回が初めてだった。
すでに記録的な大ヒットとなっている「SATC」を見ようと大挙して押しかけた女性たちが、その甘いルックスと引き締まった肉体を見逃すわけがない。急増した取材依頼に対応するために、マリーニはそれまで無縁だったパブリシストを雇うことにしたそうだ。
だが、9歳の息子と1歳の娘の父親でもある彼は、全裸になることに抵抗を感じなかったのだろうか? 「あくまでも、プロフェッショナルな人たちと一緒の仕事なんだ。それに、おそらくヨーロッパ人はアメリカ人ほどヌードに対して神経質じゃないと思うよ」
目下のところはその外見ばかりが取り上げられていることについても、マリーニは特に気にしていないという。「今は単なる“裸の男”かもしれないが、次のチャンスをもらえれば、そうじゃない部分を見せられると思う。とにかく、こんなに関心を持ってもらえたことに純粋に感動しているんだ」




