もう隠す必要なし!?ハリウッド最新レズビアン&ゲイ事情
T・R・ナイトと
パートナーのマーク・コーネルセン
[ロサンゼルス 5日 ハリウッド・レポーター] ハリウッドの「ガラスのクローゼット」――ある俳優たちが同性愛者であることは公然の秘密だが、本人がカミングアウトしていないため公式には異性愛者とされていること――が完全に破壊されるにはまだ時間がかかるかもしれない。
だが、レズビアンドラマ「Lの世界」のヒット、TV司会者エレン・デジェネレスや「グレイズ・アナトミー」のT・R・ナイトらのカミングアウト、そして先のカリフォルニア州最高裁による同性婚を認める判決などを見る限り、そのガラスにも少しずつヒビが入ってきたようだ。先頃リンジー・ローハンのレズビアン疑惑が浮上したが、今なら彼女がカミングアウトしてもキャリアの障害になることはないというのが大方の見方だ。
ナイトも、ゲイであることを公表しても以前と特に変わった点はないと語る。とはいえハリウッドでは、女性スターよりも男性スターのほうがカミングアウトすることを恐れているようだ。レズビアンの女優は同性に脅威を与えることもなく、加えて一部の男性にとってはセクシーに映る一方で、ゲイの俳優は“男性らしさ”への挑戦として同性に受け止められる傾向があるからだと専門家は指摘する。実際、映画の主役級の男性スターが過去にゲイであることを公表した例はない。
それでも、かつては配役表で役柄を説明するにも“ゲイ”の文字を記すことさえ憚られ、代わりに“ママボーイ”や“トルーマン・カポーティ”といった隠語が使用された時代もあったことを思えば、同性愛がハリウッドにおける障害でなくなる日もそう遠くはないようだ。



