西田敏行&池脇千鶴、1週遅れの「丘を越えて」舞台挨拶で和気あいあい : 映画ニュース

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西田敏行&池脇千鶴、1週遅れの「丘を越えて」舞台挨拶で和気あいあい

撮影後の一杯が美味い
イイ現場だったようで…撮影後の一杯が美味い
イイ現場だったようで…

[eiga.com 映画ニュース] 戦前のベストセラー小説「真珠夫人」「父帰る」で知られる大衆小説家であり、文藝春秋社の創業者でもある菊池寛とその周囲の人々が織りなす人情映画「丘を越えて」の舞台挨拶が5月24日、東京・銀座のシネスイッチ銀座で行われ、主演の西田敏行と池脇千鶴、高橋伴明監督、主題歌を担当した歌手つじあやの、原作者の猪瀬直樹氏(現東京都副知事)が登場した。主演の西田が映画「釣りバカ日誌」最新作の撮影中のため調整がつかず、1週遅れの“初日舞台挨拶”となったもの。

本作の舞台は、昭和初期の東京。江戸情緒が残る下町出身である細川葉子(池脇)は、文藝春秋社の菊池寛社長(西田)の目に止まって個人秘書となり、菊地に連れられて東京のモダンな世界に触れるというストーリー。原作は本作でも特別出演している猪瀬氏の小説「こころの王国」。菊池寛生誕120年、没後60年を飾る文芸大作だ。

高橋監督が「映画を作るには、監督なんてどうでも良くて、やっぱり役者が良ければいいものが出来るんだなと再認識した。今までになく楽しく撮影できた作品だった」と西田や池脇をはじめとする出演者たちの演技を賞賛すると、他の登壇者たちも笑顔でうなずき、撮影時の和気あいあいとした雰囲気の良さをうかがわせた。

さらに、監督が「西田さんからアンコウをご馳走になった」と明かすと、菊池寛を演じた西田はすっかり浜ちゃんの顔になり、「ちょうど時季でしたからね。旬の魚はよく知っています」とニヤリ。作品について「昭和初期を生きた日本人の感覚や思いを伝えたかった。久しぶりに愛おしいセリフと抱き合えた作品。本当に撮影後の一杯(お酒)がこんなに美味い作品は久しぶりだった」と真顔で語ると、すかさず「撮影中は体型維持を頑張りました。私は痩せやすい体質なので(笑)」とジョークを飛ばして会場を沸かせた。

劇中では昭和初期のモダンガール風の衣装で登場した池脇は「たくさんの衣装に着替えるのは大変でしたが、慣れないハイヒールから、どんどんスマートに振舞えるようになっていくという段階の演技を気にしていました。西田さんや監督も演技のたびに褒めてくださるので、自信がついて自由に演技が出来ました」と胸を張った。

最後に高橋が「(暗い事件が多く)嫌な時代ですけれど、皆さん、ぜひ丘を越えていって欲しい」と語り、笑顔の舞台挨拶を締めくくった。「丘を越えて」は現在公開中。

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