宮崎駿監督「崖の上のポニョ」、鈴木敏夫Pが製作中間報告
[文化通信.com] スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーによる「崖の上のポニョ」製作中間報告会が4月11日、東宝本社試写室で行われた。
中間報告会では「崖の上のポニョ」の最新ポスタービジュアルが公開され、公開日が7月19日(土)に決定したことも同時に発表された。また、海に暮らすポニョの“いもうと達”役として、ミュージシャンの矢野顕子が声優に起用されることが明らかになった。本作は宮崎駿監督渾身の意欲作で、「人間になりたい」と願った、さかなの子ポニョと、5才の男の子・宗介の物語が描かれる。今回のポスターでは、これまではっきり明かされていなかったポニョの素顔が、丸い瞳とあどけない表情で印象的に描かれている。背景には大海原と3隻の船。これらが全編手書きのアニメーションとして、一体どのような映像として結実するのか期待が高まる。ポスターは4月19日(土)より全国の映画館に掲出され、同日より約85秒の予告編が映画館限定で公開される。今回発表されたものを含め、わずか2枚のポスタービジュアル以外は未だ多くが謎に包まれている状況のなか、予告編では、“動くポニョ”の姿と共に、もう一人の主人公、“宗介”の素顔も初公開。CGを排して「人間が手で描く」というアニメの根源にこだわった「宮崎駿の新たな挑戦」も垣間見られる予告編になっている。
▽鈴木敏夫プロデューサーの話 製作状況は、今回は“順調に遅れる”こともなく、(笑)、初めてといっていいくらいに順調に進んでいて、印象としては全体の8~9割くらいまで来ました。今回、映画全体の80%くらいのシーンで画面に海が映っていますが、宮崎監督は特に“波と水の表現”に命をかけています。これまでにも色々な作品で海を描いてきましたが、まったく新しい海を“手書き”によって表現しようとしています。それが、作品の品格を作る、とも言っていますね。波の描写に関しては、監督にもこだわりがあり、一切スタッフに任せずに、全て自分で手がける力の入りようです。


