「あの空をおぼえてる」プレミア試写、竹野内豊ら舞台挨拶
[文化通信.com] ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給「あの空をおぼえてる」(企画製作:ソニー・ミュージックエンタテインメント+サンダンス・カンパニー/制作協力:フェローピクチャーズ)のプレミア試写会が4月7日夜、東京国際フォーラムで行われ、冨樫森監督、主演の竹野内豊、水野美紀、子役の広田亮平、吉田里琴が登壇し舞台挨拶を行った。
本作は、突然降りかかった不幸を乗り越えようと、懸命に生きる家族の姿を描いた感動作(115分)。少年が妹に宛てた手紙の形式で綴られたジャネット・リー・ケアリー(『あの空をおぼえてる』/浅尾敦則訳・ポプラ社刊)による原作は、03年に日本で翻訳が出版されて以来、珠玉の名作として読み継がれている。
製作は、85年「それから」をはじめ、「快盗ルビイ」「学校の怪談」シリーズ、「愛を乞うひと」「OUT」などを企画・製作したサンダンス・カンパニーの古澤寿斗と木村典代。製作総指揮は、ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役の北川直樹。プロデューサーは「さくらん」「未来予想図 ア・イ・シテ・ルのサイン」の藤田義則。脚本は「マリと子犬の物語」の山田耕大。
長編デビュー作「非・バランス」、続く「ごめん」「星に願いを。」「天使の卵」といった作品で登場人物に共感できる演出に定評がある冨樫監督は、「原作を読んでショックを受けて以来、映画化したいと思っていた。ただのいい話ではなく、人が生きていくための勇気や希望が含まれている。この映画を作ることで、かけがえのないない日常が感じられた。映画を見て自分のこととして感じてもらえれば幸いです」と語った。
「冷静と情熱のあいだ」以来7年ぶりの映画主演で父親役を演じた竹野内は、「子供に対する愛情の深さは理屈ではなくて、それをどこまで演じられるか不安だったが、二人(広田、吉田)を見ていると無性に守りたくなり、現場でふれ合う気持ちを大切に演じた。今の自分の本当の幸せは何かを考えてもらいたい」と語り、その妻役を演じた水野は「この作品を自分の代表作にしたいと思うほど感動してしまった」と仕上がりに胸を張った。
共演は他に、小池栄子、中嶋朋子、徳井優、濱田マリ、品川祐、小日向文世。4月26日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。


