アン・リー監督、次回作はウッドストックを舞台にしたゲイ映画
第44回台湾金馬奨の授賞式に出席した
アン・リー監督
[ニューヨーク 22日 ハリウッド・レポーター] 「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督が、69年の歴史的イベント、ウッドストック・フェスティバルを舞台に、再びゲイを題材にした映画に取り組むことになった。
「Taking Woodstock」の主人公は、ウッドストックの影の立役者とも言える実在のゲイ男性。グリニッチビレッジのインテリアデザイナーであり、モーテルの経営者であり、ニューヨーク州ベセルの商工会議所長でもあったエリオット・タイバーこそ、当初の開催予定地だったニューヨーク州ウッドストックの住民の反対にあって行き場を失っていたこの音楽フェスティバルに、マックス・ヤスガの農場内でコンサートを行う許可を与えた人物だ。
タイバーがトム・モンティと共著で07年に出版した回想録「Taking Woodstock: A True Story of a Riot, a Concert, and a Life」の映画化で、本作の製作会社フォーカス・フィーチャーズのCEOのジェームズ・シェイマスが脚色にあたる。
監督リー、脚本シェイマスのコンビは、93年のゲイコメディ「ウェディング・バンケット」を始め、フォーカス最大のヒットとなった「ブロークバック・マウンテン」(05)、全世界で6600万ドル(約68億円)を上げた「ラスト、コーション」など話題作を連発している。
ちなみに、ウッドストックに関するドキュメンタリーはいくつかあるものの、ドラマはほとんど作られていない。ダイアン・レインとビゴ・モーテンセン主演、トニー・ゴルドウィン監督の「オーバー・ザ・ムーン」(99)は、そんな数少ないうちの1本。


