伝説の女優、故ロミー・シュナイダーの伝記映画が2本製作へ
[ミュンヘン 18日 ハリウッド・レポーター] アメリカにマリリン・モンローがいるように、ヨーロッパにはロミー・シュナイダーがいる。オーストリア出身のシュナイダーが名声を得る頃にはすでにモンローは他界していたが、2人はその美しさや才能や傷つきやすさ、果ては悲劇的な死の謎にいたるまで、共通するところも多い。
82年にパリで43歳の若さで死んだシュナイダーの伝記映画が、来年中に2本公開されることになっている。1つはTV映画「Romy(仮題)」で、「パフューム/ある人殺しの物語」のジェシカ・シュバルツが主演する。もう1本、ワーナー・ブラザースとフランス・ドイツ合作の「A Woman Like Romy」では、ドイツの歌手で女優のイボンヌ・カッターフェルドがシュナイダーを演じる。
15歳で女優デビューしたシュナイダーは「プリンセス・シシー」(55)でアイドル的人気を獲得し、ルキノ・ビスコンティ監督の「ルートヴィヒ」(72)やクロード・ソーテ監督の「夕なぎ」など、多くのヨーロッパの巨匠たちの作品に名を残した。99年にはフランスのある新聞の読者によって“史上最高の女優”に、06年にはドイツで“好きな女優”の第1位に選ばれている。
だが、私生活ではアラン・ドロンとの激しい恋愛と破局、2度の離婚、最初の夫の自殺、14歳の息子の事故死など不幸が続いた。シュナイダーの死因は、公式には心不全と発表されているが、睡眠薬の過剰摂取による自殺だったのではないかという説も根強く残っている。
来年の伝記映画の公開で、ロミー・シュナイダー伝説に新たな光が当てられる。



