サラ・ジェシカ・パーカーとデニス・クエイド、イメージを壊す役柄に挑戦
「Smart People」の共同インタビューに応じる
サラ・ジェシカ・パーカーとデニス・クエイド
[ニューヨーク 11日 ロイター] 11日に全米で公開が始まった新作コメディ「Smart People」(ノーム・ムロ監督)への出演は、サラ・ジェシカ・パーカーとデニス・クエイドにとってリスクを伴うものだったかもしれない。それぞれ、観客が彼らに対して持つイメージを壊す役柄に挑んでいるからだ。だが、同作の宣伝でインタビューに応じた2人は、「むしろ賢い選択だったと思う」と口を揃えた。
パーカーがほぼスッピンで演じるのは、内向的でぼさぼさの髪をしたシャレっ気のない救急医。彼女が「セックス・アンド・ザ・シティ」で確立した明るくファッショナブルなイメージからはほど遠い役柄だ。同様に、これまでスポーツ選手や警官など、外向的で自信に満ちた男性像を演じてきたクエイドも、今作では太り過ぎで陰気な大学教授に扮している。
自分のイメージとギャップのある役柄への挑戦は、時にファンの拒絶反応を引き起こす。最近では、「ヘアスプレー」で太った母親を演じたジョン・トラボルタや、「Mr. Brooks」でシリアルキラーに扮したケビン・コスナーがその例だろう。ゆえに固定イメージから脱却できない俳優も多い。
だが、パーカーが「自分がすぐに理解や共感できないタイプの人物を演じようとする傾向があるの。そうでなければ、楽な方へと流れていってしまうから」と言う通り、こうしたクリエイティブな挑戦こそ、俳優がキャリアを続けていく上では必要だというのが2人の弁。
今年のサンダンス映画祭でプレミア上映された「Smart People」は、そのリアルな人間描写ですでにオスカー候補の呼び声も高い。共演にエレン・ペイジとトーマス・ヘイデン・チャーチら。



