「バベル」のイニャリトゥ監督、薬物乱用防止を訴える公共CMを演出
メキシコ・マンサニージョで行われた記者会見に
出席したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
[ロサンゼルス 2日 ロイター] 「バベル」「21グラム」で知られるメキシコのアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が、アメリカで問題となっているティーンエイジャーのメタンフェタミン乱用防止を訴える公共CMの演出を手がけた。
反麻薬キャンペーンを展開する「メス・プロジェクト(Meth=メスはメタンフェタミンの俗称)」の依頼によるもので、この合成覚醒剤の乱用が特に深刻な影響をもたらしている米モンタナ州で3月31日からオンエアされている。今後は同様にメタンフェタミン中毒者の多いアリゾナ、アイダホ、イリノイ、ワイオミングの各州でもオンエアされる予定だという。
イニャリトゥ監督が演出した3本のCMは、薬を買う金を得るために売春する2人の少女や、オーバードーズで苦しむ友人を無視してメスを吸い続ける少年たちなど、いずれもメタンフェタミン中毒が引き起こす異常な行動を生々しく映し出したものだ。
この「メス・プロジェクト」のCMは、過去に「π」「レクイエム・フォー・ドリーム」のダーレン・アロノフスキー監督も手がけている。


