登場人物35人!「ノーカントリー」プロデューサーが一風変わった小説を映画化
[ニューヨーク 28日 ハリウッド・レポーター] アカデミー作品賞を受賞した「ノーカントリー」のプロデューサー、スコット・ルーディンが、9・11前後のニューヨークを舞台に繰り広げられるルドルフ・デルソンの小説「Maynard & Jennica」の映画化権を購入したことが分かった。
ニューヨークに住む映像作家でミュージシャンの男と、少々内省的なところのある恋人の物語だが、ユニークなのは、彼らの関係が2人を知る35人の登場人物(中には“人”ではなく動物や、地下鉄車両のブレーキのような“モノ”もいる)の口から語られる点。昨秋ホートン・ミフリン社から刊行され、批評家の間でもその独創性が高く評価されている小説だ。
「ノーカントリー」同様、ミラマックスと共同で製作にあたるルーディンは、同作の脚色にリズ・メリウェザーを起用した。劇作家でもあるメリウェザーは、特に恋愛ものの名手としてこれからの活躍が期待される脚本家だという。
原作者のデルソンは脚色には直接タッチしないとのことだが、メリウェザーの芝居を実際に見た上で彼女を適任者だと認めている。「何しろ登場人物が35人もいて、それぞれ話し方の癖も地方訛りも違う。僕にはそれを映画化する方法は分からないけど、彼女ならできるだろう」



