トニー・レオン、中国で非難集中の「ラスト、コーション」セクシー女優を弁護
「ラスト、コーション」ジャパンプレミアに
出席したタン・ウェイ
[香港 17日 ロイター] アン・リー監督作「ラスト、コーション」の演技で第2回アジア映画賞の主演男優賞を受賞したトニー・レオンは17日、授賞式後の記者会見で、中国当局に名指しで非難された同作の共演女優タン・ウェイを弁護する発言をした。
ウェイに関しては、中国のラジオ映画テレビ監督庁(SARFT)が、化粧品会社ポンズを含めた彼女の出演CMを放送禁止にするようTV各局に通達した事件があったばかり。地元のメディアは、ウェイが「ラスト、コーション」で過激なセックスシーンを演じたことと、その役柄が政治的に微妙なものだったことが原因だと報じている。
レオンは、「中国当局も俳優の立場を理解しているはずだ」と前置きをした上で、こう語った。「俳優の仕事とは与えられた役柄を表現することであって、そのことで俳優自身が槍玉に挙げられるべきではない。加えて、もし作品に何か問題があるとしたら、その責任はスタッフとキャスト全員で負うべきだ。私たちは個人としてではなく、一つのチームとして映画を作っている。そして私もそのチームの一員だ」
この日、ウェイも映画デビュー作となった「ラスト、コーション」で主演女優賞にノミネートされていたが、惜しくも受賞は逃している。


