エミネムのベルギーでの盗作疑惑、その顛末とは? : 映画ニュース

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エミネムのベルギーでの盗作疑惑、その顛末とは?

[ニューヨーク 14日 ビルボード] エミネムの2001年のヒット曲「クリーニング・アウト・マイ・クローゼット(Cleanin' Out My Closet)」が、自分が1968年に発表した「デイドリーム(Daydream)」の盗作だとしてベルギー人バイオリニストのレイモンド・ビンセントが訴えている件で、新たな展開が見られた。

アメリカの盗作訴訟の場合、被告が当該楽曲にアクセスしたことを原告側が証明できなければ有罪にはならない。ところがベルギーでは、2つの楽曲に相当の類似性があれば、実際にアクセスしたかどうかを証明する必要はないというのだ。そこで専門家の意見が訴訟を左右することになる。

事の発端は2002年、ビンセントが、「デイドリーム」を構成する約160小節のうち8小節をエミネムに無断で使用されたと、ベルギーの著作権団体SABAMに申し立てたことに始まる。審議の結果、SABAMは「デイドリーム」には3つの主旋律があり、エミネムの楽曲はそのうちの1つに酷似しているという結論に達した。

2005年、ブリュッセル地方裁判所はSABAMの見解を支持し、ビンセントはいったん勝訴する。ところが昨年12月、ブリュッセル控訴裁判所は「2曲を同時に演奏したときに生じる不協和音が示す通り、何も盗用されていないことは明らかで、SABAMの見解には確固たる裏づけがない」として、一審判決を無効とした。

5年がかりのこの騒動に関して、エミネムの楽曲を管理するエイト・マイル・スタイル・ミュージックのジョエル・マーティンは、「エミネムが生まれる以前に作られた無名のベルギーの楽曲を流用するなどありえない話だ。ラッパーが古いレコードを流用するとしたら、実際にレコードを“使う”んだ。メロディを盗んだりはしない」と語っている。

※この記事はトムソン・ロイター通信社との契約に基づき、株式会社エイガ・ドット・コムが日本語翻訳を行っています。

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