ロック旋風吹き荒れる今年のベルリン映画祭
初監督作でベルリン入りするマドンナ
[ベルリン 3日 ロイター] 7日から始まる第58回ベルリン国際映画祭は、例年になく音楽色の強いものになりそうだ。ローリング・ストーンズやマドンナの出席が予定され、スクリーン上ではバグダッド出身のヘビーメタル・バンドがヘドバンを披露することになっている。
オープニングを飾るのは、マーティン・スコセッシ監督によるストーンズのライブドキュメント映画「シャイン・ア・ライト」。注目を集める初日の夜にミック・ジャガーやスコセッシ監督といった顔ぶれが揃うのは、過去にオープニング作品の争奪戦で苦汁をなめた経験を持つ同映画祭ディレクターのディーター・コスリックにとっては、まさにしてやったりといったところだろう。「そりゃ、電話1本でストーンズが来てくれるわけじゃないからね。少々の幸運というものが必要だよ」
そしてマドンナの初監督作品「Filth and Wisdom」を選んだ理由については、コスリックはこう語る。「もちろん、気に入らなければ誰の作品だろうと選びはしない。ただ、『親愛なるディーター、もしこの作品を気に入ってもらえて、ベルリンで上映していただけたらとても嬉しく思います。マドンナ』なんて内容の手紙をもらったのは初めてだったし、そのことに非常に感動したのは事実だ」。
他にも、パンク詩人パティ・スミスを追った「Patti Smith: Dream of Life」、イギリスの謎のバンド「ゴリラズ」の“決定版”ドキュメンタリー「Bananaz」、反政府グループから殺害の脅しを受けてトルコに移住したイラクのバンドのドキュメンタリー「Heavy Metal in Baghdad」など、様々な音楽映画が揃った。



