37年ぶりの快挙!アカデミー撮影賞にダブルノミネートされた名撮影監督
ナショナル・ボード・オブ・レビュー授賞式で
撮影賞を授与されたロジャー・ディーキンス
[ロサンゼルス 23日 ハリウッド・レポーター] ここでオスカー・トリビアを一つ。ロジャー・ディーキンスは、37年ぶりにアカデミー撮影賞に2作同時にノミネートされるという快挙を成しとげた人物である。
ディーキンスは、撮影監督を務めた「ノーカントリー」と「ジェシー・ジェームズの暗殺」の2作品で第80回アカデミー賞撮影賞の候補入りを果たした。これは、1971年に「ラスト・ショー」と「おもいでの夏」で撮影賞にダブルノミネートされたロバート・サーティース以来のことだ。
もっとも、ディーキンスがオスカー候補になるのはこれが初めてのことではない。過去にもコーエン兄弟の「バーバー」「オー・ブラザー!」「ファーゴ」、マーティン・スコセッシ監督の「クンドゥン」、そして「ショーシャンクの空に」で5度のノミネートを受けている。
ディーキンスは驚きを隠せないようだったが、「最高だよ。全然タイプの違う、しかしどちらもすばらしい作品に同時期に関われることなんてめったにないからね」と喜びを語った。
そしてこれまためったにないことだが、今年は米撮影監督協会賞とアカデミー撮影賞の候補者がまったく同じ顔ぶれとなった。ディーキンスと競うことになる他の候補者は「つぐない」のシーマス・マッガーベイ、「潜水服は蝶の夢を見る」のヤヌス・カミンスキー、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のロバート・エルスウィット。
なお、米撮影監督協会賞は26日に発表され、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のロバート・エルスウィットが受賞を果たした。



