10代の妊娠を描いたコメディ「JUNO/ジュノ」がアカデミーでも大人気!
ローマで行われた記者会見に
出席したエレン・ページ
[ロサンゼルス 22日 ロイター] ジュノは口の悪い16歳の女の子。そして妊娠している。すでに何百万というファンを獲得した少女は、アカデミーをも魅了したようだ。
22日、風変わりなコメディ「JUNO/ジュノ」がアカデミー賞の作品、監督、脚本、主演女優の4部門にノミネートされた。製作費1000万ドル(約11億円)の小品で、「10代の妊娠」という物騒なテーマを扱った映画としては上出来だろう。
ティーンのセックス、妊娠そして中絶という賛否の分かれる問題を描きながら、「JUNO/ジュノ」は幅広い層の観客を集め、8500万ドル(約90億円)の興行収入を上げている。この数字は、オスカーの本命といわれる「ノーカントリー」と「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の興行収入を足した金額よりも多い。
主役のジュノを演じて主演女優賞候補になったカナダの新星、20歳のエレン・ページは、尊敬する俳優たちに並んで自分が選ばれて光栄だと控えめに語った。
監督のジェイソン・ライトマンは30歳。元ストリッパーで初めて書いた映画の脚本がオリジナル脚本賞候補になったディアブロ・コーディは29歳。ライトマン監督は、本作が中絶をめぐる政治論争に巻き込まれずに済んだのは、あくまでも登場人物の人間的な側面に注目し、それをユーモラスに描いたからだと語る。「もし普通のドラマにしていたら、人々はとっさに中絶に賛成か反対どちらか一方の立場を取って、こちらの話に耳を貸さなくなっていただろう。でも、そこにユーモアがあったから、立場に関係なく映画をストーリーで楽しんでもらえたと思う」


