イタリア人デザイナー、バレンティノの生涯をドキュメンタリー映画化
ローマのアラ・パチス美術館で行われた自身の
回顧展でポーズを決めるバレンティノ・ガラバーニ
[ユタ州パークシティ 18日 ハリウッド・レポーター] ファッション界の大御所、イタリア人デザイナーのバレンティノ・ガラバーニに関するドキュメンタリー映画「Valentino: The Last Emperor」が製作されることになった。
監督を務めるのは、米バニティ・フェア誌の特派員マット・ティルナウアー。バレンティノは、今月23日にパリのロダン美術館で行われる08年春夏オートクチュール・コレクションを最後に引退を表明しているが、映画は、最後のショーを迎えるまでの彼の45年間の軌跡を追う。同作が長編映画監督デビューとなるティルナウアーは、2年間で約250時間分のフィルムを回したという。
「僕たちはバレンティノとその側近に近づく許可をもらった。だが、真に素晴らしい瞬間を捉えるには辛抱が要ったし、じっくりと被写体に近づいていく必要があった」とティルナウアーは語る。「バレンティノの周囲には強い絆で結ばれた家族や友人やスタッフがたくさんいるからね。だけど徐々に彼らも警戒心を緩めてくれて、最終的にはカメラの存在を忘れてしまうぐらいだった」
同作はバレンティノの仕事と作品はもちろん、彼の人間関係にも焦点を当て、長いキャリアの終わり、そしてファッションにおける一つの時代の終わりに向き合う伝説のデザイナーの姿を浮き彫りにする。
今年5月のカンヌ国際映画祭への出品を狙う予定。



