東宝「椿三十郎」、森田監督、織田裕二ら完成会見
[文化通信.com] 東宝配給「椿三十郎」の完成披露記者会見が11月22日午後、六本木のグランドハイアット東京で行われ、製作総指揮を務めた角川春樹氏(角川春樹事務所特別顧問)、森田芳光監督、出演の織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、中村玉緒、鈴木杏が出席した。
本作は1962年に公開された 巨匠・黒澤明監督と主演・三船敏郎コンビの不朽の名作時代劇をリメイクしたもの(119分)。ちょっとおせっかいかも知れないが、頼りになる男・椿三十郎の活躍をユーモアと笑いを織り交ぜながら、手に汗握る、超一級のエンターテインメント作品として描いた。
今年デビュー20周年を迎えた織田が“現代のヒーロー”として三十郎を、宿命のライバルを豊川が演じ、松山、中村、鈴木に加え、藤田まこと、村川絵梨、佐々木蔵之介、西岡徳馬、小林稔侍ら豪華キャストが競演。原作は、山本周五郎の「日日平安」(ハルキ文庫刊)。脚本は、菊島隆三、小国英雄、黒澤明の手によるオリジナル脚本。音楽は大島ミチルが手掛けた。製作は、角川春樹事務所、東宝、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日、朝日放送、メ~テレ、アイ・エヌ・ピー、フィールズ、TOKYO FM、ビッグショット。製作プロダクションは東宝映画。12月1日(土)より全国公開される。
▽角川春樹氏の話 本作が出来上がってから9カ月が経つが、45年前のヒーローが再び甦ってくることに歓びを感じている。
▽森田監督の話 本当に身の引き締まる思いが続いているが、豪華なスタッフ・キャストのお蔭で納得のいく、自信を持って世に出せる作品が出来たと思う。
▽織田裕二の話 今回、森田監督からのラブコールを受けて、恥ずかしながら前作を初めて見たが、その面白さにいちファンになってしまった。オリジナル脚本を読んだ時は、時代劇ではあるが今を描いているのではないかという感覚になったほど。監督にも今の三十郎を演じて欲しいと言われ、自分なりに演じた。ベテランスタッフにも囲まれ、今までこれほどの緊張感を味わったことはなかった。

